【次のシーズンが待ちきれない!】「ウォーキング・デッド」「今、私たちの学校は…」大ヒットのゾンビドラマの魅力を語らせてッ!
こんにちは! 「ゾンビ」が大好きなSitakke編集部YASU子です。
以前、こちらの記事で“ゾンビ愛”を熱く語らせていただきながら、「ゾンビ映画」のおすすめをご紹介させていただきました。
2月も半ばになりましたが、北海道はまだまだ寒い日が続いています。こんな時こそ、おうちでゆっくり、まったりと「ゾンビ」作品を楽しんでみてほしい!そんな個人的な思いを込めて、今回は、映画よりも、さらにより深く・長く楽しめる、「ゾンビドラマ」シリーズをご紹介させていただきたいと思います。
「ゾンビ映画」ももちろん魅力的ですが、長期間に渡ってゾンビの魅力をじっくりと味わうには、「ゾンビドラマ」がぴったりなんですよ~!
ということで、まずはゾンビドラマの火付け役となった超有名作品について!
「ウォーキング・デッド」(2010~2022)
アメリカのコミック原作で、「ショーシャンクの空に」「ミスト」などで知られるフランク・ダラボンが企画し、シーズン1放送後は第68回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズ賞(ドラマ部門)などにノミネートされるなど、大きく話題を呼んだテレビシリーズ。
まさに傑作と言えるゾンビドラマです。
【あらすじ】
主人公のリックは、ジョージア州の保安官代理。ある日相棒のシェーンと勤務中、逃走犯と銃撃戦になり負傷。昏睡状態となってしまいます。
リックが病院で目を覚ますと、世界は変わり果てた状況に…わけもわからぬまま出会ったモーガンという男性にこの世界に起きたこと(ゾンビ発生後の流れ)を聞いたリックは、行方のわからない妻と息子を探してアトランタに向かう。
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荒廃した世界の中で、安住の地を求めて彷徨う主人公たちの旅路を描く物語です。
シーズン11でフィナーレを迎えたウォーキングデッドは、現在も人気キャラクターを中心としたスピンオフ作品が続くなど、世界中から愛される作品です。
長く続くドラマシリーズの“あるある”として、話がダレる!!という点があります。
確かに、正直言ってそういった側面も否めない!否めないながらも、シーズン1を放送時から見ている人にとっては、12年来の友人も同然。長い付き合いとなる主要登場人物たちへの感情移入ができることで、心揺さぶられるドラマとなるのです。
この作品に登場するゾンビは、死後に蘇ってノロノロと動く“生ける屍”となるタイプ。
最近流行のアグレッシブ&ハイスピードゾンビの方が怖そうに感じますが、まさに「数の暴力」ともいえる群れの威力は本当に怖い!
何度も全シーズン見返している私でも、シーズン1,2はドキドキするクオリティの高さです。
「シーズン長いからなぁ…」となんとなく見てないという方は、**シーズン1だけでも試しに見てみましょう!**見終わる頃にはきっと、シーズン2に手が伸びていることでしょう。
こちらもコミック原作!韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」(2022)
ウォーキング・デッドの“ノロノロゾンビ”から打って変わって、こちらは超・アグレッシブなK(韓国)ゾンビ!ウェブトゥーンが原作のNetflixオリジナルドラマ「今、私たちの学校は…」
配信後3日間で視聴1億2,479万時間を記録、世界29か国で1位を獲得し、グローバルTOP10でも1位を獲得するなど評価の高い作品です。
【あらすじ】
主人公のオンジョが通うヒョサン高校で、ヒョンジュというひとりの女子生徒が行方不明になる。なんと、ヒョンジュはヒョサン高校の科学教師に監禁されていた。逃げだしたヒョンジュが教室に飛び込んできて、「科学の先生に注射を打たれた…」というが、どんどん様子がおかしくなっていく。救急車で運ばれる直前、保健教師に噛みつくヒョンジュ。救急車が去った後、今度は保健教師が男子生徒に襲い掛かり…「学校」という閉ざされた空間で、爆発的に感染が広がっていく。一方で病院に行ったヒョンジュからも感染は広がり、ヒョサン市全体がパニックに陥って…
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この作品は、2009年に韓国のWEB漫画サービス「NAVER Webtoon」で配信されていました。縦型コミックがまだ日本で馴染みが浅かった当時、もちろん「ゾンビ漫画」という理由のみで完結まで読破していた私は、10年以上経ったある日Netflixでこのタイトルを見てまさか…あの漫画が!?と歓喜。あっという間に全話視聴をさせていただきました。
閉鎖空間で逃げまどう生徒たちと驚異的なスピードで広がる感染はもちろん怖いのですが、この作品の面白いところはそれだけではなく、高校生らしい「恋愛」や「友情」などの青春ドラマ要素も絡んでくるところ。
主人公のオンジョにはチョンサンという男子の幼馴染がいて、この作品のもう一人の主人公。ずっとオンジョに片思いしているが、全く気付いてもらえないどころか、別の男子(チョンサンと仲良し!)に片思いしていることを告げられて…など、それだけでドラマになりそうな人物関係がいっぱい!
さらにこのゾンビパニックはウイルス感染が原因なのですが、感染しても完全にゾンビ化しない「半ビ(半分人間、半分ゾンビ)」という状態になるものが現れたり、いじめ問題などの社会的要素が絡んだりと、とにかく人間ドラマが盛り沢山。全12エピソードですが、あっという間に見終わる没入感が楽しめます。
シーズン1で原作のストーリーはすべて消化したのですが、なんとシーズン2の制作が発表されています!オリジナルストーリーが展開されると予想されますが、放送時期は未定…。今か今かと情報を待つファンが期待を寄せるこちらの作品。1シーズンでも物語に一区切りがつくので、話途中で終わってしまった!!という海外ドラマ“あるある”なフラストレーションも少なく、気軽に見始めることができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
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【編集後記】
WEBマガジン「Sitakke」は、「北海道の暮らしを応援する」がコンセプトの媒体ですが… ゾンビが好きすぎるあまり、ついゾンビの記事を書いてしまいました。
でも、よく考えたら、ゾンビのようにタフでしぶとく生きることって、北海道の厳しい冬を乗り越える知恵にも通じるかも!?(こじつけですみません)
あなたの日常にも、ちょっとしたゾンビのエッセンスを取り入れてみると、新たな視点が開けるかもしれませんよ。さて、次はどんなゾンビネタを書こうかな…。
2025年も、まだまだゾンパト(ゾンビパトロール。ゾンビ作品をとにかく見て回ること)を続けてまいります♪
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文:Sitakke編集部YASU子