菅町会 輪島市から感謝状 能登地震 復興支援に対し
能登半島地震の復興に役立ててもらおうと、多摩区の菅町会(濃沼健夫会長)が昨年、石川県輪島市に支援金250万円を寄付したことに対し、同市からの感謝状が3月中旬に届いた。
同町会は昨年、募金活動を実施し、250万円の支援金を集めた。その4月には、濃沼会長と同会役員6人が輪島市役所を訪れ、坂口茂市長に目録を手渡すなど、直接交流を行っていた。
今年の年明けに、同町会宛に年賀状が届き、後日、感謝状を贈る旨が記載されていたという。
濃沼会長は「昨年訪れた時は、輪島市長をはじめ市民の皆さまが復興に向けて懸命に動いていることを感じた」と振り返り、「その後、9月に豪雨災害という二重の災害に見舞われ、本当に大変な状況にあることを心配していた」と話す。「そのような中、復興に向けて動いているという気持ちを感謝状という丁寧な形でいただき、本当に頭の下がる思いだ」と濃沼会長は続けた。
輪島市との関係が続いていることに対して「手紙を送り合うなど、せっかくできたご縁を何らかの形で継続できるようにしたい」と濃沼会長は思いを話した。感謝状は同町会の会館に掲示する。