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高齢者の医療費窓口負担議論活発化へ 大竹「金額との整合性が取れるのか心配」

文化放送

10月24日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)は毎日新聞の「高齢者の医療費窓口負担、3割の対象拡大も含め議論へ」を取り上げ、大竹まことがコメントした。

診療所や病院の窓口で高齢者が払う医療費の窓口負担について、厚生労働省は23日の専門家部会で、見直しの議論を始めた。70歳以上で現役世代と同じ3割負担の対象を拡大することも含め、年末に一定の結論を得る。自民党と日本維新の会は、医療費窓口負担の「年齢によらない真に公平な応能負担の実現」で合意しており、負担増になる可能性が高そうだ。

現行制度で高齢者の自己負担は、70~74歳は原則2割、75歳以上は原則1割で一定の所得がある人は2割だが、現役並みの所得がある人はいずれも3割負担だ。

現在の現役並みの判定基準は、課税所得が145万円以上で、年収が単身世帯で約383万円以上、複数人世帯では約520万円以上の人となっている。

大竹まこと「どこで線引くかっていうのは結構厳しい問題だなあと。たくさん収入のある人はね、3割負担いいと思うけど、ただ年金暮らしとかもらってるお金の金額がこれはなんだ?年収が単身で383万円以上、夫婦で520万円以上ある人は3割負担」

「現在はそうなってますね」

大竹「ついこの間まで1割負担だったのが2割負担になったんだっけ。なんかそうだったよね」(編者注:2022年9月までは後期高齢者医療で現役並みの所得がある人以外は一律1割だったところ、2022年10月1日から、75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が2割に変更)

太田英明アナ(アシスタント)「現在は高齢者の自己負担は自己負担は70歳から74歳は原則2割。より人数が多い75歳以上の後期高齢者は原則1割。で一定の所得がある人は2割ですが、現役並みの所得がある人はいずれも3割負担となっております」

大竹「結構細かい分類になってるなあというのと、医療費が増えてます」

光浦靖子(パートナー)「増えてますね」

大竹「確かに増えてます。一方、病院の方はというと国立の病院でも、国立の病院は全国に140ぐらい(国立病院機構の発表から)。それも火の車だという話も伝わって来て、この話の裏側には病院をどうするかといったらベッドの数を減らそうという話も聞こえてきてるのね。そこが大変なのは、わかります。でも、この金額の線引きがかなり75歳以上のうち課税所得が28万円以上の人がいる人は、その先の分類で2割になったり、1割になったりするんだけど、28万円以上の収入がない人は、1割負担と。そういう区分けになるわけだよね。この辺はちょっと私には金額との整合性が取れるのかなっていうのが心配なんだけど、こういうのって人口動態も全部わかってるんだから、もうちょっとどーんとした見通しのやり方をしてほしいなあと思うんだよね。これ今こうなってるけど、28年度までにはこうしたいみたいな要望が入ってるわけでしょ。そうすると決まったのは、06年だから、結構時間たってるから06年というんだったら。医療費が足りないっていうのと、老人の負担が増えるっていうのとどうするんだっていう話だよね」

光浦「医療従事者が大変すぎるっていう話と…私ちょっと案がありまして、一つ。いろいろ見たら風邪とか湿布をもらう人も行っちゃうから大変になるっていうなら、そういう部署を作ったらどうだろう? 風邪・湿布・お話がしたいっていうドクターとは違うもう一個別のドクターが診療して、そんな緊急を要する病気じゃないですよっていうお医者さん。もう一個の新しいお医者さんを作るっていうのはどうでしょう?」

大竹「お話がしたいが今1番金になんないんだよね。いくらお話したいって言っても、だから診療時間短い今ね」

光浦「だからそういう意見もあるでしょう。そういう人が来るから医療が今大変だっていうなら、それ専用の部署を作る。どうでしょう?」

大竹「そこには経費かかるじゃない?そこにかかるお金も大変じゃないの? 分けちゃうのはいいんだけど」

光浦「お話に関しては、ボランティアにしましょう。お話上手な芸人を」

大竹「先生じゃなくていいんだ、そこは」

光浦「なんかどうにかして、うまいことワンステップ間に挟んで、解決方法ってないのかな。なんて思いながら」

大竹「その他に医療が進んでくると、医療費たくさんかかるよね。別の話では湿布薬とか風邪薬は病院通さないで買いましょう。市販のやつを買ってくださいという意見が」

光浦「見ました」

大竹「あって、その辺ももうちょっと俺は議論した方が良いなって思うんだけど、いずれにしても医療費は増えます。だからといって、どんどん医療費を老人に負担させていくのもいかがなものかと。でも、今までのようにはいかない」

光浦「人口がね」

大竹「介護の人もお金足らなくて、給料少なくて大変なんだよね。だから議論もっとちゃんとして欲しいよね。ピークは俺は昭和24年生まれだけど、22年23年24年が、ピークだからね。ベビーブームの年齢のピークだから、今俺が76歳だからこの前後がドーンと医療費を使ってるってことになるわけだよね」

光浦「ちょうど私なんかは、そのベビーブームの人たちの子供たちですから」

大竹「でも、難しい問題だなと思ってます」

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