出張初詣で長寿を祈願 愛川町 愛和の里
愛川町田代にある特別養護老人ホーム愛和の里(林政信施設長)で1月17日、中津神社による出張初詣が行われた。
中津神社の甲賀裕樹宮司が、神社に直接足を運べない施設利用者のために2012年から始めたもので、今年で13回目となる。
施設内に設けられた祭壇を前に甲賀宮司が厳かに口上を述べ、施設の安全と利用者らの健康長寿を祈願。100人ほどの利用者はそれぞれ5円玉を賽銭箱に入れて手を合わせ、甲賀宮司から肌守りを受け取った。
当初は4日に開催予定だったが、感染症の影響により2週間の延期となった。参加した利用者は「手を合わせることができて良かった」と喜び、甲賀宮司は「こんなに長く続くとは思っていなかったが、皆さんの笑顔を見ると続けてきてよかったと思う」と振り返った。