【杉山ダルマ店】販売し続け100年!職人技が光る、唯一無二のダルマを求めて/富士宮
2025年の開運を祈って縁起物ののダルマを
ダルマは商売繁盛や家内安全を願ってお店や家庭に置かれる“縁起物”です。そんなダルマを100年以上販売し続けているお店が富士宮市にあります。
杉山ダルマ店では、一年を通してダルマ作りを行っています。サイズは様々で、大小およそ20種類。
素材となるのは紙。そこから真っ赤な塗料に漬けて色付けをし、一つ一つ手作業で顔を描いていくことで完成します。絵付けは下書きをしないため、失敗できない作業に職人技が光ります。
杉山ダルマ店 代表 芦川博將さん:自分がダルマを作るようになったのは23年くらい前。左右対称に見えるように描くのが一番大変ですね。
おだやかな顔をしているのが、杉山ダルマ店の特徴。工房のとなりでは、展示・販売も行っています。定番の赤色以外にも、ピンクや青、金色などカラフルなダルマも作っています。
杉山ダルマ店 代表 芦川博將さん:(ほかにも、)コロナ禍のときに富士宮のおみやげになるようなものをなにかできないかなと思って、「富士山達磨」を職人さんたちとみんなで考えました。
また、予約で名入れのサービスも。こちらのロゴもなんと職人さんの手書きなんです!
富士市では毎年2月に、日本三大ダルマ市とも呼ばれている毘沙門天大祭があり、そこでここのダルマを販売しています。
杉山ダルマ店 代表 芦川博將さん:毎年、お客さんから今年も来たと言っていただけるのが楽しみの一つでもありますね。気が合ったダルマさんをお買い求めいただけるとありがたいです。
2025年が良い一年となるよう、職人さんの思いがこもったダルマ、皆さんもいかがでしょうか。
(2024年1月4日放送)