ジャレッド・レト、実写版『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』で悪役スケルター役に決定
『スーサイド・スクワッド』(2016)『ブレードランナー2049』(2017)などのジャレッド・レトが、Amazon MGMスタジオとマテル・フィルムズによる実写版『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題:Masters of the Universe)』にて悪役スケルターを演じることが分かった。が報じている。
「マスターズ・オブ・ユニバース」は、1980年代に人気を博したマテル社のアクションフィギュアシリーズ。発売以降、テレビアニメ、コミック、テレビゲーム、長編映画など様々な派生作品が生み出された。近年はアニメシリーズ「マスターズ・オブ・ユニバース: 黙示録」がされるなど、根強い人気を誇っている。
この度の実写版企画でレトが演じるスケルターは、ガイコツの顔と青い肌を持つスーパーヴィランで、シリーズの主人公ヒーマンの宿敵だ。『スーサイド・スクワッド』ではバットマンの宿敵ジョーカーを、『モービウス』(2022)では吸血鬼のアンチヒーローを演じたレトが、新たなヴィランを描き出す。
レトほか、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のサム・C・ウィルソンがトラップジョー、「ゲーム・オブ・スローンズ」のハフソー・ユリウス・ビョルンソンがゴートマン、『キャッシュトラック』(2021)『ビーキーパー』(2024)のコジョ・アターがトリクロップスと、悪役キャストが合わせて決定。『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)のアリソン・ブリーが演じるスケルターの副官イービル・リン役に加わる形となる。
対するヒーロー側のキャストは、『赤と白とロイヤルブルー』(2023)『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』(2024)のニコラス・ガリツィンが主人公ヒーマンを、「リバーデイル」のカミラ・メンデスがヒロイン、ティーラを、「刑事ジョン・ルーサー」シリーズのイドリス・エルバがダンカンを演じることがすでに伝えられている。
レトは、アル・パチーノやジェシカ・チャスティンと共演する実話スリラー映画『Assassination(原題)』の出演交渉が進んでいるほか、S映画『トロン』シリーズの第3弾『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』が2025年に米国公開を控え、最も忙しい俳優の1人。
詳細なあらすじはまだベールに包まれたままだが、惑星エターニアのアダム王子が、パワーソードの力を借りて、筋骨隆々のヒーマンに変身し、超人的な強さと能力を身につけるコンセプトが物語の軸となる。ヒーマンは多様な仲間とともに、邪悪なスケルターとその軍隊から地球を守ることとなる。
監督を務めるのは『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2016)や『バンブルビー』(2018)のトラヴィス・ナイト。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデヴィッド・キャラハムと、『ザ・ロストシティ』(2022)のアーロン&アダム・リーによる初期草稿を元に、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』でもナイトとともに仕事をしたクリス・バトラーが脚本を務める。2026年6月5日に全世界で公開予定となっている。
『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題:Masters of the Universe)』は2026年6月5日全世界で公開予定。
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