今池|天ぷらをつまみに蕎麦を〆に飲むのもアリ!老舗蕎麦屋で昼飲みを堪能
休みの日のランチで食べたいものといえば「蕎麦」。日本の蕎麦文化の歴史はなかなか深いものがあるらしいです。
立ち食い蕎麦から、コース料理の蕎麦屋まで、実さまざまなスタイルの蕎麦がいっぱい。
サクッと食べられる蕎麦も非常に魅力的ですが、休日にダラダラつまみを食べながら飲んで、最後の〆で蕎麦を食べるのも大好き。
ということで、今回は名古屋の今池エリアの「つまみもありつつ蕎麦も美味しい」お店をピックアップ!
蕎麦だけでももちろん!天ぷらを日本酒のアテに〆蕎麦で楽しむのもオススメ!「松寿庵」
サクッと食べられるのが蕎麦のメリットだったりもしますが、ダラダラ食べたい日もある。
そんなときにおすすめなのが、今池からバスレーンに向かって環状線を10分弱歩くとある「松寿庵」さんです。最近グルメ通の中でも話題のエリアですね。
今池から徒歩10分ほどの場所にある老舗蕎麦屋
お店は昭和53年創業。蕎麦は茨城県の「常陸秋そば」種を自家製粉している老舗店です。
駐車場もありますが、それはサクッと蕎麦をいただくときに利用させていただきます。今回はお酒をいただくので徒歩です。
店内は1人でも家族連れでも入りやすい「The・蕎麦屋」の雰囲気。
1人の席もあるので、ソロ活にも最適◎
こちらは何といっても、蕎麦だけではなく天ぷらの種類が豊富という点がお気に入りポイントです。
まずはビールを注文!蕎麦味噌をアテに乾杯!
昼飲みということで、まずはビールを注文。お酒を注文したら付いてくる蕎麦味噌がマジで美味しいです。炒った蕎麦の実がプチプチと香ばしい。これでビールが一杯飲めちゃいます。
蕎麦屋といえば!まずは「板わさ」からスタートでしょう
ビールを注文したら、まずは「板わさ」。
その昔、蕎麦屋さんっていうのは、そもそも居酒屋的な存在だったそうです。
蕎麦ができるまで、板わさや出汁巻き玉子やつまみを食べながら、1杯飲んで待つというのが当時の楽しみ方。
まぁ、私も十分大人すぎるので、そんな当時の楽しみ方で飲んじゃいましょう。
天ぷらは注文必須!胃もたれしにくく軽い食感が魅力的
松寿庵さんの何が好きって、天ぷらがサクサクで胃もたれしないところ。多分使っている油が良くて新鮮なんでしょう。そして、天ぷらの種類もたくさんあります。
●ゆり根と海老のかき揚げ 860円(税込)
まずは「ゆり根と海老のかき揚げ」。ゆり根のサクサク感と海老のプリプリ感。まずは塩で、お次はお汁でと楽しんじゃいましょう。
天ぷらは旬のものをラインアップしているので日によってメニューが変わります。
天ぷらと一緒に注文したいのがこちら。
●きゅうり ぬか漬け 450円(税込)
みずみずしいきゅうりのぬか漬けも私にとってはマストかもしれない。
ぬか漬けは醤油にプラスして、テーブルに置いてある一味や七味をかけて味変して食べるのもおすすめ。
天ぷらには日本酒!昼から粋に飲んじゃいましょう
日本酒は常時8種類ぐらいがラインナップ。今回は、滋賀県の喜楽長(辛口純米吟醸)からスタート。
それから、栃木県の仙禽(オーガニックナチュールW)、三重県の作 雅の智(大吟醸)と楽しんでしまいました。「きゅうり ぬか漬け」とも相性バッチリよ。
●海老詰めしいたけ/2個 860円(税込)
肉厚でジューシーなしいたけ。しいたけって大人になってから、非常に美味しく感じるようになった食材のひとつ。
厚みのあるしいたけに、プリプリ、いやもうボリボリだろうというぐらいの海老が詰められていて、これまた至福。
日本酒が止まりません。
●合い焼き(合鴨ロース タレ焼き) 2,150円(税込)
松寿庵さんは、季節によってメニューが変わる点も特徴です。
旬のものを食べさせてくれるのも嬉しすぎるポイント。鴨はだいたい10月末からスタートします。
いや〜…タレ焼き美味しいです。あっさりとしつつも肉の美味しさはバッチリなので、噛むほどに美味しいのです。添えられた長ネギと一緒に食べると、これまた至福。
●穴子の天ぷら 1,250円(税込)
穴子の天ぷらも食べたくなりますね。
こちらもサクサクでおいしい〜。かなり肉厚の穴子です。言うことなしです。
●レンコンと海老 かき揚げ 1,000円(税込)
いや、まだまだ天ぷら食べられます。
ということで、秋の旬のレンコン!レンコンオンリーもありましたが、海老が好きです。「レンコンと海老のかき揚げ」を注文。
かき揚げなので見た目が「サクサクとしたレンコンにプリプリ、これまた海老はボリボリです。
●焼海苔 550円(税込)
「焼海苔」は佐賀県産の初摘みのもの。この赤い小箱の中の下には炭があって、提供後もパリッパリの食感が楽しめます。たかが海苔ですが、本当に美味しい海苔は立派な一品です。
醤油に付けたり、わさびに付けたり…。日本酒止まらないんです、これも。
〆で楽しむ蕎麦は4種類の蕎麦から選べる
松寿庵の蕎麦は以下の4種類から選べます。
・生粉打ち つなぎを使わず蕎麦好みで作った蕎麦
・太打ち(生粉)そばの香りとコシが楽しめる蕎麦
・さらしな そばの実中心で作った真っ白な蕎麦
・季節の変わりそば 柚子切り、レモン切り、ケシ切りなど、さらしな粉の中に季節の香りや色を打ち込んだ蕎麦
「さらしな もり」 900円
たくさん飲んで、天ぷらも食べたので、
今回は「さらしな もり」を注文。さらしなは真っ白な麺で、喉越しバッチリ!寝起きでも寝る前でも食べられそうなツルツル食感。
ここは粋な食べ方を。蕎麦はすすって食べることで、喉越しがたっぷり味わえます。
すすって食べるということは、音を立てて食べるということになりますが、蕎麦のマナー的には音を立てて食べるのが粋です。遠慮なく音を立てて食べましょう。
というものの、蕎麦はむしろ音を立てて食べるべきとされています。蕎麦は香り高き食べ物。すすることで口から、そして鼻から蕎麦の香りを感じられます。さらに、すするって食べるほうが、蕎麦とおつゆのハーモニーもバランス良く口に入るのです。
肝心の蕎麦湯は酔ったため忘れました
蕎麦といえば、蕎麦湯も欠かせませんが、ほろ酔いのため忘れました。
「そば湯」は蕎麦のゆで汁です。蕎麦の栄養がたっぷり含まれていて、健康面からもぜひとも飲んでおきたいもの。
次は蕎麦湯まで楽しむぞ……。こんな課題を残してくれるのも、蕎麦飲みの醍醐味ってモンよ。ってことで今回はこちらでご馳走様です。
旬の食材の天ぷら・上品でツルツルの喉越しの蕎麦を食べるなら!
今回は、昼飲みで利用しましたが、普通のランチやディナーでも大人気のお店です。とろろそば(玉子入り)1,450円や、湯葉の玉子とじそば 1,550円、天ざる・天そば 1,850円など、種類豊富な蕎麦が揃っているので、お酒を飲まずとも楽しめます。
「蕎麦を粋に」と思ったら、ぜひ「松寿庵」へレッツゴーです。私も蕎麦湯を忘れないという課題を残しているので、またまたお邪魔させていただきたいと思います。
INFORMATION
一人当たりの予算:
¥3,000〜¥6,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。