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大和の安全、私たちの手で 「学生ボラ」32人に委嘱

タウンニュース

大和の安全、私たちの手で

安心・安全にむけ啓発活動などに協力する学生ボランティアの委嘱式が26日、深見東にある「学校法人柏木学園大和商業高等専修学校」(窪田正仁校長/生徒数249人)で行われた=写真。

委嘱式には、学生ボランティアを希望した生徒32人が出席し、大和警察署の向井瑞樹生活安全担当次長から委嘱状が手渡された。

向井次長は、今年4月末までに発生した刑法犯の状況にふれ、「空き巣やバイク盗などの窃盗が増加傾向にあり、社会問題でもある特殊詐欺は若年層にまで被害が広がっている」と指摘。その上で「学生の皆さんには街頭啓発キャンペーンなどに参加していただき、力を発揮してもらいたい」と呼びかけた。

真剣な面持ちで委嘱状を受け取った生徒たちに対し、窪田校長は「地域や警察署からの期待を誇りに、一人ひとりが責任ある行動をとり、(学生ボランティアを通じて)人間形成、成長に努めてほしい」と激励した。

5回の活動を予定

大和署では、ボランティア団体の支援強化や若年層の取り込みを見据え、2012年から同校と連携し学生ボランティアを委嘱してきた。任期は1年間で、今年度は啓発キャンペーンなど5回の活動を予定する。

この日、委嘱状を受け取った田中翔太さん(3年)は「前から関心があった。地域の人たちと一緒に大和の治安を守っていきたい」と意気込みを語った。

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