ボール追い掛け心一つに
走らずに歩いてプレーする「ウォーキングフットボール」のイベントが1月18日、井田体育館で開催された。主催は同スポーツを通じ「垣根のない社会」の実現に取り組むコネクトフロムヒア。
近隣の福祉施設利用者や住民ら約50人が参加し、チームに分かれて汗を流した。得点が決まると敵味方に関係なく、参加者全員で喜んだ。大杉暁共同代表(28)は「ゴールをした喜びやパスがつながった連帯感など、サッカーというスポーツの魅力を感じてもらえた」と喜んだ。車いすで参加した上平間の石井健瑠さん(24)は「車いすの自分でもゲームついていける速度だったので結構楽しめた。またこうしたイベントがあれば参加したいですね」と笑顔を見せた。