猫があなたを『子猫扱いしている』と思しき行動5選 愛猫に“仲間認定”されている証?
1.なめる
猫が体をなめて毛づくろいするのは、体についた汚れやにおいを落とすためだったり、気持ちを落ち着かせようとしたりするのが目的です。
親猫が子猫を毛づくろいするのも、子猫の汚れを落とすため、愛情表現や子猫を安心させるためにしています。飼い主さんを毛づくろいするのも子猫にしているつもりの可能性があるのです。
また、猫は親しい猫にも毛づくろいをするので、飼い主さんのことを仲間だと思って毛づくろいをしている場合もあります。
2.ついてくる
猫の子育ては過保護と言われることがあります。生後1ヵ月くらいまでの子猫はひとりで何もできないため、母猫のお世話が必要です。
飼い主さんが移動すると、母猫から離れてしまった子猫を心配するようについてきて、安全かどうか確認している猫もいます。
3.添い寝
母猫は無防備に寝ている子猫を守るためにそばで寝ます。無防備に寝ている飼い主さんが子猫のように感じる猫は、寄り添って寝ることがあるのです。
また、子猫は母猫や兄弟猫とくっついて寝るので、飼い主さんのことを兄弟や仲間だと思って一緒に寝ている可能性もあります。
4.おもちゃを持ってくる
飼い主さんは猫のためにおもちゃで遊んでいるつもりでも、猫は飼い主さんのために遊んであげていると思っている場合があります。飼い主さんが楽しそうにしているのを親猫の気持ちで見ているのかもしれません。
そして、猫が捕まえたおもちゃを飼い主さんの前に運んでくるのは、子猫に獲物の捕まえ方を見せて教えている可能性があります。子猫に狩りを教えるのは母猫なので、飼い主さんに狩りを教えたり、虫を捕まえて持ってきたりするのはメス猫が多いようです。
5.見守る
猫が飼い主さんを見つめるのは、構ってほしい、ごはんが欲しいなどのお願いがあるときや、愛情を伝えたいときなどです。
しかし、お願いがある様子もなく飼い主さんを見ているのは、飼い主さんを見守っている可能性があります。
我が家の年長の猫も、リビング全体が見渡せる場所で香箱座りをしながら家族を見ているときがあります。目が合ったり話しかけたりすると、子供を見守るようにニコニコとやさしい表情をしてくれます。
まとめ
今回は、猫があなたを「子猫扱いしている」と思しき行動について解説しました。
猫が飼い主さんを毛づくろいしたり、おもちゃを持ってきたりするのは、飼い主さんを子猫扱いしている可能性があります。
立場が逆転しているように思えますが、猫が飼い主さんを仲間だと思っている証拠ということです。
猫が愛情深い行動をしてくれたら、飼い主さんもなでたりやさしく話しかけたりして応えてあげましょう。