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【アルビレックス新潟レディース・2024‐25シーズン監督総括会見レポート】チームとしても選手個人でも大きく成長した1年!

日刊にいがたWEBタウン情報

 
アルビレックス新潟レディース・橋川和晃監督

5月21日、新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジで、アルビレックス新潟レディースの2024‐25シーズン監督総括会見が行なわれました。

今シーズンを4位で終えたアルビレックス新潟レディース。
昨年、今年と2シーズンをともに戦った橋川和晃監督がこの1年間を振り返りました。

「ひとことで言えば、挑み続けた1年だったなと思っています。まだまだタイトルには遠いところではあるんですけど、やっぱり挑み続けない限りは獲得することができないですし、選手たちはそれに向けて最後の最後まで挑み続けてくれたと思います」。

「昨年は本気でトップ3を目指す、途中から本気でタイトルを目指すということでスタートして、無我夢中で山を登っていって、いざ登ってみたら山が大きくて、やっぱまだまだだねというところでした。今シーズンは、前シーズンを経て見えてきたものに対してしっかり自分たちが何をするべきか計画を立てて、ひとりひとりがそこに向けて取り組みました。タイトルには届かなかったですが、7合目か8合目くらいにベースキャンプを作って終えられたかなというのが率直な感想です」。
昨年と同じ順位ながら、変わった部分は?

「今シーズンはタイトルを目指すなかで何が必要なのか、みんなで共通理解を持って、それに対して課題をひとつひとつクリアして積み上げた実感がある年でした。それはサッカー的なところもそうですし、フィロソフィをもとに考え方を高めていくというところで、しっかりと地に足をつけて、小さなマイルストーンをクリアしていったというような形で考えています。こうやっていろんなものがこんなに積み上がるんだなというふうに私自身も思えるくらい、選手たちがよく頑張ってくれたと思います」。

監督のなかでのベストゲームは?

「ベストゲームかは分からないですけど、ターニングポイントは(前半の)大宮戦だと思います。少し苦しんでいた時期で、“自分たちはこうやって勝ってきたよね”と思い起させてくれたゲームだったと思うんです。そこを乗り切って、自分たちがもう一度、体でしっかり思い出して、いろんな積み上げを始めていきました」。

「それと、やっぱり皇后杯の決勝ですね。最初に失点しちゃったんですけど、耐えて、20分過ぎからよりアグレッシブに戦えた(そして追い付いた)というところではひとつの大きなゲームになったと思います」。

「もうひとつ言うなら最終節の広島戦ですね。勝ちにはできなかったですけど、諦めずに食らいついていき、最後に打ち合いもできるんだと感じられた。これもひとつのターニングポイントになるゲームだったと思います」橋川監督が就任して2年。
当時思い描いていた通りに進んでいる?

「思い描いていた通りっていうのは、おこがましい言い方で。選手の反応に対して、こちらがなにかを提示をして、選手が答えてくれて、またこちらが提示して、といった意味では、私が思い描いて作ったというよりかは、選手と一緒に作っていったと言えますね」。

アルビレックス新潟レディースの強みとは

「我々は“堅守柔攻”という表現をしているんですけど、前、中盤といろんなところで固い守備ができる、試合に応じて、相手に応じて、それがだいぶできるようになってきたっていうことがあります。攻撃面でも、ボールをポゼションできるし、背後に走ることもできる。まさにやわらかく攻められるようになってきたのは、強みだと思いますね」。

今後のアルビレックス新潟レディースに注目!

「選手があっての私たちなので」「(選手の)考え方がしっかりしている、向上心が高い」「ピッチ上で戦っている選手たちはかっこいい」といった、選手を尊重するような発言が会見で多く見られ、改めて、橋川監督と選手たちの信頼関係の高さを感じました。

ひとつずつ課題に向き合い、少しずつ目標に近づいていく、アルビレックス新潟レディースの今後の活躍に期待です!

5月24日(土)には、五十公野公園陸上競技場で『サポーター感謝祭』が開催されるので、ぜひ選手に会いに足を運んでみてください。

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