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浅野忠信「僕にしかできない役」「好き放題やりました」“伝説の天才写真家”深瀬昌久の光と闇を描く『レイブンズ』本編スチール

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浅野忠信「僕にしかできない役」「好き放題やりました」“伝説の天才写真家”深瀬昌久の光と闇を描く『レイブンズ』本編スチール

ハリウッド製作ドラマ『SHOGUN 将軍』でエミー賞助演男優賞にノミネートされ、いま全世界が注目する国際派俳優・浅野忠信の最新主演作、仏日西白(フランス、日本、スペイン、ベルギー)合作映画『レイブンズ(原題:RAVENS)』が、2025年3月に公開される。このたび、本編スチールが解禁。さらに、マーク・ギル監督、主演・浅野忠信、共演の瀧内公美からコメントが到着した。

“伝説の天才写真家”深瀬昌久の光と闇を描く

浅野忠信が演じたのは、“伝説の天才写真家”深瀬昌久、実在の人物だ。カラスを執拗に撮り続けた代表作《鴉》(英:《Ravens》)は、日本の写真史にその名を刻み、世界的にも高い評価を受け続けている。深瀬は、天賦の才の一方で、心を閉ざし、闇を抱えていた。それは異形の<鴉の化身>として現れ、芸術家への道を容赦なく説く。深瀬の最愛の妻であり最強の被写体であった洋子の存在を犠牲にしても。それぞれの芸術と愛を追い求める深瀬と洋子の50年にわたる複雑かつ普遍的なダークファンタジー・ラブストーリー。

洋子役は、本作で海外合作映画初挑戦の瀧内公美。『由宇子の天秤』、大河ドラマ『光る君へ』などの最旬実力派俳優。写真家である深瀬の被写体にとどまらず、夫を闇落ちから守る、パワフルな存在感。

監督・脚本は、『イングランド・イズ・マイン モリッシー、はじまりの物語』のマーク・ギル。1950年代の北海道、70年代のNY、2010年代東京まで、稀代のアーティスト、深瀬昌久の78年にわたる波乱万丈の人生を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いた。同時に、深瀬の暗部はダークでシュールな愛の迷宮へと姿を変え、独特なギル監督美学が炸裂する。また、深瀬昌久の希少な写真作品も多数映し出され、2023年の東京にて開催された回顧展で若者を魅了した衝撃的な破壊力を見せつける。

©︎Vestapol Ark Entertainment Minded Factory TheY House Films
©︎Vestapol Ark Entertainment Minded Factory TheY House Films

<コメント>

マーク・ギル監督
深瀬のことは2015年にイギリスの新聞で掲載されていた記事で知りました。彼の写真はもちろんですがそれを越えて複雑な深瀬と洋子の愛の物語が私を魅了しました。最初から深瀬役には浅野さんしか頭にありませんでした。プロデューサーたちには彼がキャスティングできなければこの映画はやめると言っていたほどです。ありがたいことに彼は企画を気に入ってくれて早い段階でコミットしてくれました。
洋子役に関しては、特別な女優をキャスティングする必要があるとずっと思っていました。洋子本人と数日間一緒に過ごしてみて、洋子を演じる女優には、深瀬(浅野)の強烈な重力にも拘わらず決して彼の影に隠れない強さが必要になるだろうと感じました。最初に公美を見たのは『火口のふたり』でしたが、スクリーンに映し出される存在感とともに彼女の勇気に感動しました。
日本は私が深く愛する国ですし、いつも温かい歓迎を受けてきました。日本での公開を心の底から楽しみにしています。

浅野忠信(深瀬昌久役)
『レイブンズ』本当に僕はもう好き放題やりました。僕にしかできない役だったと思いますし、僕が経験してきたことが全て活かせた役だと思います。深瀬さんという魅力的な人に出会えたことで、僕もここまでできたんだなと思うので、その好き放題やっている僕を楽しんでもらえればありがたいです。瀧内さんは、きちんと役としてその場に生きてくれていたので、洋子そのもの。瀧内さんの鋭い勘には感謝してます。

瀧内公美(深瀬洋子役)
憧れの浅野忠信さんとのお仕事はとても刺激的で忘れられない体験になり、役者人生の中でこれ以上ない幸福な時間を過ごさせてもらいました。脚本を読むかぎり、どのような仕上がりになるのか未知な部分もありましたが、マーク・ギル監督の才気がほとばしる、想像以上に素晴らしいファンタジックな物語が出来上がりました。

©︎Vestapol Ark Entertainment Minded Factory TheY House Films
©︎Vestapol Ark Entertainment Minded Factory TheY House Films

『レイブンズ』は2025年3月にTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国ロードショー

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