ハーレー乗りの服装の定番は? ハーレーダビッドソンと深い関係の王道USAアパレルブランド7選
アメリカンカルチャーと共に歩み続けてきたハーレーは、ライダースジャケットやワークブーツ、デニムなどアメリカ生まれのファッションと親和性が高いのは必然。今回は、王道の地位と認識され、ハーレー乗りから愛され続けているUSブランドを紹介しよう。
1.Schott[ショット]|ライダースジャケットの代名詞的ブランド
1913年、NYで創業された老舗レザーブランド。レインコートメーカーとして幕を開けたSchottだが、28年にフロントジッパー付きライダース「Perfecto」を世に送り出し、50年代にはライダースの完成形といわれる「ワンスター」をリリース。いまもUSメイドと独自のスタイルを貫き、流行に消費されることなく、世界のライダースのスタンダードとして君臨する。
エポレットに装備する星のスタッズがワンスターのトレードマーク。アイコンといえるデザインだ。
【ブランドを代表するモデル】613US ONE STAR RIDERS
50sから基本的なデザインを変更せずにラインアップが続くフラッグシップ。アイコニックなデザインとスタイリッシュなシルエットが◎。14万3000円
【問い合わせ】
Schott Grand Store TOKYO
TEL03-3464-1913
2.VANSON[バンソン]|強靭なレザーを使用した本格ライダースブランド
1974年に設立された前身の「バンソン アソシエイツ」が、オイルショックの影響で一時倒産の危機に直面するも、84年に「バンソン レザー」として復活。その後、バイク用レザージャケットに進出して現在に至るが日本では“渋カジ”カルチャーと共にストリートに浸透した。艶やかでタフなレザーを使用した高品質なプロダクツを生み出し続けている。
【ブランドを代表するモデル】B LEATHER JACKT
スタンドカ ラーと3ジッパーポケットの極めてシンプルなスタイル。着脱可能なフリースライニングを備えた機能美にも注目したい。15万9500円
【問い合わせ】
バックドロップ
TEL0120-197-721
3.Levi’s[リーバイス]|ジーンズのスタンダードを築いた世界で最も有名なデニムブランド
1853年、リーバイ・ストラウスが前進となる事業をスタート。金鉱で働く労働者のためのワークパンツを作り、補強のリベットを打ち込んで、原点といえるジーンズが誕生。世界で最も有名な「501」は、1890年に初めて商品につけられた番号であり、その後も数々の名作を世に送り出してきた。アメリカンデニム史の中心的な存在感を築くブランドだ。
【ブランドを代表するモデル】501
アメリカンジーンズのスタンダードを確立した名品番。年代ごとにディテールやシルエットの変遷が見られ、現在は歴代501の復刻版もリリースされている。
4.WESCO[ウエスコ]|ワーカーからバイク乗りまで広く愛され続けるブーツ
1918年、オレゴン州ポートランドにて幕を開けたワークブーツ専科。創業者が掲げた「履き心地がよく、耐久性に優れ、堅牢なブーツ」というモットーを頑なに守り続け、当初よりステッチダウン製法を採用。ヘビーデューティなスペックに加え、ユーザーの細かなニーズに応える自由度の高いカスタムで、世界中のバイク乗りやファッショニスタから支持されている。
創業者ジョン・ヘンリー・シューメイカー。クオリティ優先のモノ作りを貫いた意思がいまなお4世代にわたって受け継がれている。
【ブランドを代表するモデル】JOBMASTER/BOSS
Custom JOBMASTER14万7400円
BOSS 14万800円
【問い合わせ】
ウエスコ ジャパン
TEL06-6783-6888
https://wescojapan.com/
5.Red Wing[レッドウィング]|100年以上の歴史を誇るシューカンパニー
ミネソタ州港町で1905年にスタート。さまざまな業務に特化したブーツを開発し進化を遂げた。防水性に優れリペアの自由度が高いグッドイヤーウェルト製法を多くのモデルに採用。大量生産によって屈強なブーツをリーズナブルに展開するアメリカらしいモノ作りも特徴だ。日本では90sの流行以来最もポピュラーなUSブーツとして認識されている。
【ブランドを代表するモデル】6インチクラシックモック
モカシントゥ×フラットソールを特徴とする6インチ丈の875。こちらはリリース当時のオリジナルの色味を再現したオロ・レガシー・レザーを採用。5万1150円
【問い合わせ】
レッドウィング・ジャパン
TEL03-5791-3280
https://redwingheritage.jp/
6.Lee[リー]|カウボーイに愛されたアメリカンデニム
カンザス州でヘンリー・デヴィッド・リーが1889年に創業。デニムにジッパーフライを初採用したブランドであり、50年代以降はハリウッドセレブに愛用されたことからもファッションアイテムとしての地位を確立。定番の101は1925年に登場し、マイナーチェンジを加えながら現在まで継続している。アメリカンデニムのクラシックとして君臨する老舗ブランドだ。
【ブランドを代表するモデル】101
フラッグシップの101は今年デビュー100周年を迎えた。カウボーイの労働着に始まり、さまざまな銀幕の名シーンに登場。西部の香りが漂うスタイルを変えずいまも生き続けている。
【問い合わせ】
リー・ジャパン
TEL0120-026-101
https://lee-japan.jp/
7.WHITE’S BOOTS[ホワイツブーツ]|150余年の歴史が詰まったワークブーツ
1853年にヴァージニア州で創業し、その後ワシントン州スポケーンに拠点を移した老舗。林業や森林消防士向けのブーツで名を馳せ、高い耐久性と履き心地のよさで支持を確立。長時間の使用でも快適さを維持するアーチイーズ構造が特徴で、いまもすべて手作業で製作。最高峰ブーツのひとつとして、100年以上にわたりタフな現場やストリートで信頼され続けている。
【ブランドを代表するモデル】6” スモークジャンパー LTT
消防隊員の作業靴にルーツをもつスモークジャンパーだが、6インチ丈のモデルはボリューム感が程よくタウンユースでも活躍する。16万9400円
【問い合わせ】
スタンプタウン 渋谷
TEL03-3477-0658