メリケンパークの東にある「船溜まり」を埋め立てへ。「賑わい施設」や「緑地」がある新たなエリアに
メリケンパークと新港町の間にある「船溜まり」を埋め立てる計画があり、そのイメージ図などが新たに出てきてます。神戸市中央区波止場町
「船溜まり」があるのは、メリケンーパークの東で、上を「阪神高速」や「浜手バイパス」が通る奥まったところ。官公庁の船や民間の船を50隻ほどが停泊しています。
冬は通路がライトアップされたりもしますし、水族館「アトア」などがある「新港町」とメリケンパークを行き来するときに、通ったことがある人も多いんじゃないでしょうか。
計画では、浜手バイパスの少し南側まで埋め立て範囲となっていて、広さは約2.8ヘクタールに及びます。
埋め立て後のイメージ図が、「神戸ウォーターフロントグランドデザイン(案)」として市議会に提出されてます。
船溜まりは、かなり南側へと移動し、緑地には、大小いくつかの建物も作られ、「賑わい」の拠点とするイメージです。
船の数は、半分に減らされて官公庁の船だけが停泊することになるそうなので、今よりすっきりとした印象の船溜まりになるもよう。
よく見ると、電車のような乗り物も。「新たなモビリティの導入」で、回遊性を高めることを狙っているようです。
回遊性でいうと、中突堤に歩行者デッキをかけて、モザイク前からメリケンパークへ行きやすくするプランも考えられてます。
たしかに、ハーバーランドから新港町エリアまで、歩いたら20分くらいかかります。エリア全体を楽しもうと思ったら、徒歩では結構大変かもしれませんね。
すでに埋め立てへの第一段階として、メリケンパーク南東で新たな「防波堤」を作る工事が始まっていて、計画は動き出してます。
埋め立ての完了時期などは、まだ見えてないそうですが、イメージ図は「2040年頃」として描かれてます。
あと15年先、ここからどんな景色が広がり、どんなエリアとして認知されているんでしょうね。