富士急行線、2025年4月から通学定期券を値下げ 最大20%
富士急グループの富士山麓電気鉄道は、2025年4月1日(火)から富士急行線の「通学定期券(高校生以下)」を最大で20%値下げします。
ことし11月に沿線の各高等学校PTA会長から「通学定期の割引率を引き上げ、学業に励む生徒を支援してほしい」との要請を受けたことから実施するもの。
高等学校では、中学生の進路希望の多様化や保護者の方から「通学定期券の運賃が少しでも安くならないか」との声が寄せられていたといいます。2017年に実施した値下げ幅と合わせると、最大で半額になります。
運賃改定概要
【運賃改定期日】
2025年4月1日(火)発売分から
【改定の対象】
通学定期券(高校生以下)
※通学定期券(小児)は、通学定期券(高校生以下)の半額
※通勤定期券、通学定期券(大学生・専門)、富士急電車シルバーパスは対象外
【改定の概要】
利用距離に応じて、現行運賃より約10%~20%値下げします。
(例)6か月定期券購入の場合
・都留文科大学前-富士山(14キロ区間)
[現 行]72,690円(定期券割引率 68.9%)
[改定後]65,400円(値下率 -10.0%、値下額 -7,290円 定期券割引率72.1%)
参考:2017年春実施した値下げ前からの改定状況
2017年春値下げ前 83,060円(値下率 -21.3% 値下額-17,660円)
・大月-河口湖(27キロ区間)
[現 行] 94,450円(定期券割引率 77.6%)
[改定後] 75,550円(値下率 -20.0%、値下額 -18,900円 定期券割引率 82.1%)
参考:2017年春実施した値下げ前からの改定状況
2017年春値下げ前 151,100円(値下率 -50.0% 値下額-75,550円)
「定期券割引率」とは…乗車区間の普通運賃の往復分に利用日数(6か月定期券の場合30日×6か月=180日)をかけた運賃からの割引率。
【その他】
(1)2025年3月31日までに購入し、4月1日以降も有効期間がある定期券については、払戻いたします。詳細は後日ホームページ発表します。
(2)4月1日以降有効の定期券でも、3月31日までに購入されますと、改定後の新運賃は適用となりません。新運賃の定期券は4月1日以降に購入していただきますようお願いいたします。