愛犬に『悪人だ』と思われる絶対NG行為3選 信頼関係が崩壊する飼い主の行動とは?
1.暴力的な行為をする
暴力的な行為をする飼い主は、犬から「悪人だ」と思われてしまいます。
✔怒鳴る
✔暴力を振るう
✔物を乱暴に扱う
✔暴言を吐く
これらの行為を犬にすれば、「怖い人だ」と思われてしまうのは当然のことです。
以前は叩くなど、体罰によって犬をしつける方法を推奨するドッグトレーナーもいましたが、恐怖や暴力で成り立つ関係性は健全とはいえません。現在では、犬とはお互いに信頼し合うことで、関係性を作っていくべきだと多くの専門家が提唱しています。
直接叩いたり蹴ったりしない場合でも、イライラして物に当たったり暴言を吐けば犬は強い恐怖を感じてしまいますので、暴力的な行為は絶対にしないようにしましょう。
2.大きな声、低い声をだす
声が大きい人や声の音程が低い人も、犬から「悪い人だ」と思われてしまうかもしれません。
犬にとって大きな声や低い声は相手を威嚇している時のサインですので、これらの特徴に当てはまる声の人に話しかけられると威圧されていると感じ、怖がってしまう可能性があります。犬が男性よりも女性を好むことが多いのも、声の音程が影響しているのでしょう。
犬と仲良くなりたいなら、できるだけ高めの優しい声で穏やかに話しかけてみてください。地声が低い人には少し難しいかもしれませんが、赤ちゃんに話しかけるような気持ちで接するのが犬と仲良くなるコツです。
3.コミュニケーションをとらない
犬はコミュニケーションをとってくれない飼い主のことも「悪人だ」と感じます。
群れで暮らす習性がある犬にとって、家族である飼い主との触れ合いはとても重要なもの。全く相手にされず無視されてばかりいると犬は強い孤独を感じ、飼い主のことを信頼できなくなってしまいます。
それどころか、寂しい思いをしている犬はストレスを抱えて体調不良になったり、問題行動を繰り返すようになることも珍しくありません。
犬は餌と水だけ与えていれば飼えるペットではないということを肝に銘じ、飼い主はどれだけ忙しくても愛犬との時間を作るように心がけてください。
毎日愛情を伝えて大切にしていれば、犬はあなたのことを「なんて良いご主人なんだ」と思ってくれることでしょう。
愛犬との信頼関係を築く方法
飼い主が愛犬と信頼関係を築くためには、まず愛情を持って犬に接することが何より大切です。
「愛情を持つ」というと、ただ甘やかして可愛がれば良いと思う人もいるかもしれませんが、犬の習性を正しく理解し、常に飼育に関する情報をアップデートし続け、犬にとって「頼りがいのある飼い主」「魅力のある飼い主」になることが、信頼関係を築く第一歩になります。
愛犬から頼られるためには毅然とした態度でしつけし、落ち着いて接するようにしましょう。そして以下のような「犬が喜ぶこと」をしてあげると、犬にとって魅力のある飼い主になることができます。
✔一緒に遊ぶ
✔おやつを与える
✔散歩に連れて行く
✔マッサージする
✔撫でて話しかける
自分の気持ちに寄り添い、真剣に向き合ってくれる飼い主には犬も心を開いてくれるはずです。愛犬と信頼関係を築きたい人は、ぜひ意識してみてくださいね。
まとめ
「愛犬があまり懐いてくれない」「なんだか怖がられている」と感じる飼い主さんは、犬から「悪人」だと思われているかもしれません。
ご紹介したNG行為に思い当たるものがあった場合は、すぐに改善するようにしましょう。
飼い主が行動を変えれば、時間はかかるかもしれませんが愛犬との信頼関係も復活するはずです。ぜひこの記事を参考に、愛犬との関係性や接し方を見直してみてくださいね。