<アンケート結果>小学生の子どもにいくつ習いごとをさせている?何をしている? #ママスタニュース
子育て中のママにとって、子どもの習いごとは大きな関心事ですよね。いろいろな習いごとがあり、選択肢は無限大。でもどのくらいのママが子どもに習いごとをさせているのでしょうか? ママスタセレクトとママの交流掲示板「ママスタコミュニティ」が実施したアンケート「子どもの習いごと、普段どれくらいやっている?」に、回答が寄せられました。対象となる子どもは、小学生限定です。結果は、半数以上が「習いごとをやっていない」と回答。どのような習いごとが人気で、どのような悩みがあるのか、ママたちの声とともに紐解いてみましょう。
習いごとをさせていないが半数以上
ママたちの回答は以下の通りです。
やっていない:57.8% 1つ:15.4% 2つ:14.9% 3つ:8.3% 4つ以上:3.6%
習いごと、半数がやっていない!?
アンケートの結果、最も多かった回答は「やっていない」で、全体の57.8%を占めました。「やっていないよ」とサラッと答えるママもいて、習いごとをしない選択をしているようです。理由は、経済的な負担、送迎の手間、子どもの興味や性格に合わないことなどが考えられます。習いごとをしないことで、子どもの自由な時間や家族のゆとりを優先する家庭も多いのでしょうね。
習いごとをさせているなら、1つが多い
習いごとをさせている家庭では、「1つ」(15.4%)が現実的だという声がありました。
『今は公文だけ。6年生』
『小3、ヤマハだけ。うちの子の能力的にこれ以上増やせない』
『2つやっていた時期もあるけれど、今は1つ。小6の子は習字。小3の子はスイミング』
算数教室、スイミング、習字など、1つに絞ることで子どもの負担や親の送迎の手間を抑えているようです。子どものペースに合わせることや親の負担を理由に、1つを選択している場合も。習いごとを2つさせ、途中で1つやめたというパターンもあり、子どもの成長や興味に合わせて柔軟に選択しているのがわかります。
2つの習いごとでバランスをとる
三番目に多かった、「2つの習いごとをしている」14.9%でした。きょうだいがいる家庭では、「上の子は2つ、下の子は1つ」とタイプややる気に合わせて習いごとを選んでいる様子です。
『小4から本人希望で学習塾と総合格闘技。格闘技は夫が送迎、塾は雨の日のみ送迎なので負担ではないかな』
『上の子はピアノと囲碁。下の子はピアノとスイミング。これにプラスしてもう1つやっていたこともあったけれど、週6で送迎が必要になって、私の方がギブアップした』
『小2、ヤマハとサッカー。年中から始めて4年目。公文とか塾とかは、なるべく行かずに勉強頑張ってほしいな』
『小6、新体操(週5選手クラス)とバレエ(週1)。中学入ったら個別指導の塾を週1〜2にする予定。バレエを続けるか悩み中』
ピアノ、スイミング、塾など、運動系と勉強系を組み合わせるケースが見られました。ただし「送迎が大変」「下の子もいるから調整が難しい」と、親の負担が課題に。子どもの「やりたい」を優先しつつ、親の生活とのバランスをとるのが大事ですね。
3つ以上、忙しさと楽しさの両立
「3つ」は8.3%、「4つ以上」は3.6%と少数派ですが、子どもの教育に熱心なママがいるようです。
習いごと3つの場合
「スイミング、ピアノ、英会話」と文武のバランスを考える一方、「野球、空手、体操」と運動に力を入れる家庭もありました。
『サッカー、塾、運動系、高い。けれど字が汚いから習字もさせたい!』
『上の子は習字、スイミング、塾。下の子はピアノ、バレエ』
きょうだいそれぞれが3つ以上習っている家庭もあり、送迎だけでママの一日が終わりそうです。
習いごと4つ以上の場合
多数の習いごとをしている家庭です。少し整理したいと考えるママもいました。
『運動系3つ、勉強系2つ。本人は楽しいけれど、送迎がつらい』
『小学生でスイミング、塾、新体操、フィギュアスケート。本人がやりたくて頑張っている!』
『習字、スイミング、英会話、オンライン国語、理科・算数塾』
『公文、書道、ピアノ、洋裁』
3つ以上になると、子どもの意欲を伸ばしたいという思いが強い一方、親の送迎の負担が大きな壁。でも「今しかできないから」と、親子で頑張る姿が伝わります。習字やスポーツ、塾などバランスよく取り入れる家庭もあれば、スポーツに集中する子も。親の負担とのせめぎ合いがあるようです。
半数以上が「習いごとをしていない」と答える一方、習いごとをする家庭では1~2つが主流。もし習いごとを増やす/減らすことを考えるなら、子どもの「やりたい」気持ちを尊重しつつ、送迎や費用の負担をチェックするのがおすすめです。習いごとで家ではできない経験をさせたり、習いごとをせず家庭での時間を充実させたり。家族によって考え方に違いがありますが、どのような選択をしても子どもの笑顔が一番の宝ものです。忙しい子育てのなか、無理なく親子で楽しめる選択肢はどれか、考えてみてはいかがでしょう。