「2人に1人は患う病気」がんサポーター講座 受講者募集
がん患者やその家族を支える「がんサポーター」の養成講座が7月から中広の赤穂市総合福祉会館で開かれる。
がん患者会「はまなすの会」の主催で、赤穂市が後援。専門医や薬剤師などを講師に全3回。受講無料で中学生以上を対象に50人を募集する。
同会の太田直美会長は「2人に1人は一生のうちにがんを患うと言われる時代。地域の中でがんの正しい知識を持ち、できる範囲で手助けできる人材が必要となってきている」と受講を呼び掛けている。
申し込み、問い合わせは同会事務局Tel079・277・2764。日程と主な内容は次のとおり。時間はいずれも午後1時半〜4時半。
▽7月26日(土)=がんについての基礎知識(田村亮・姫路聖マリア病院内科副部長)がん対策基本法・兵庫県の対策(兵庫県保健医療部疾病対策課)赤穂市のがん対策・検診について(赤穂市保健センター)
▽8月30日(土)=がんの治療法について(田村亮氏)抗がん剤治療・副作用について(尹享月・ゴダイ薬局薬剤師)がんの相談先、支援制度等(赤穂市民病院がん相談支援センター)
▽9月27日(土)=グリーフケアについて(田村亮氏)がん患者、がん家族体験談(関本雅子・かえでホームケアクリニック医師)