モータースポーツの実況でも知られるサッシャさん登場!フォーミュラーEを実況するために選んだ車はまるでラジコン?
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
今週はF1やスーパーGTの実況などでもお馴染み、ラジオDJでナレーターのサッシャさん登場!
モータースポーツの実況をするために車を購入したエピソードなども伺いました。
サッシャさん
ドイツ出身。現在はFM局のラジオDJやテレビ番組でのナレーターをはじめ、スポーツ実況アナウンサーとしてモータースポーツや自転車レース、Jリーグ、バスケットボールなどを担当。
モータースポーツ関連では、F1やWEC・FIA世界耐久選手権、スーパーフォーミュラー、そしてスーパーGTまで国内外のレースシーンで実況を担当されています。
もちろんご自身も大の車好きとしても知られています。
サッシャさんと車
自動車大国ドイツで生まれたサッシャさん。
車好きの両親の影響で、ご自身も車が大好きになったのは自然の話ですよね。
ちなみにサッシャさんが幼少期、お父さんが乗っていたのがGOFLのGTI。
そしてお母さんはドイツホンダで働いていたこともあったためか、シビックシャトルなどデビューする前のテストマシンなんかにも乗っていたとか。
まさにサラブレッドなサッシャさんは、子供の頃からヘッドライトを見ただけでなんの車か、だけでなくトルクや馬力なども当てていたそうです。
ちなみにサッシャさん曰く「大人になるということは、選挙権とか、酒やタバコとか、そんなことじゃない。車を運転できることなんだ!」と力説していました。
モータースポーツ実況との出会い
元々はツールドフランスなど自転車レースの実況をしていたサッシャさん。
そんなある日、トヨタがWECに参戦することになり、そこで英語が話せる実況者が求められていたところ、ツールドフランス中継のスタッフから推薦されたんだとか。
それでモータースポーツの実況にも携わるようになり、デビューはWECのル・マンだったそうです。
サッシャさんの自動車変歴
ドイツ生まれのサッシャさんは自身のアイデンティティでもあるドイツ車をひたすら愛していたそうです。
初めての愛車は格安で手に入れた中古のGOLF。
そこからBMWなどにも乗り継いだそうです。
そんなサッシャさんが車に対する考え方が変わったキッカケと話すのがお子様の誕生。
ベビーカーに乗った子供の目線で考えると、エキゾーストの高さが子供の顔の高さだったと気がつき、そこから環境配慮の必要性を感じたそうです。
そんなサッシャさんが選んだのがBMW320dのツーリング(クリーンディーゼルモデル)。
(もちろんドライブの楽しさも失ってはいけないという理由もあってBMWをチョイス)
そんなサッシャさんですが、最近、フォーミュラーEの実況も担当することに。
しかし電気自動車の仕組みが全く理解できない!
回生ブレーキとか蓄電とかってナニ!?
レース中にブレーキを踏まないってどういうこと!?
まさにハテナだらけだったそうで、これじゃとても実況なんかできやしない。
そこでサッシャさんは何と!自分でも電気自動車を体験するためにアメ車のテスラを購入。
その感想は・・・「電気自動車はでっかいラジコンのようなもの」なんだとか。
これまで頑なにドイツ車を選んできたサッシャさんですが、今はドイツ車とアメ車の二刀流!
レースで実況をするために車を買ってしまうなんて、まさにプロですよね!
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)