【2025夏おでかけ|富山市ファミリーパーク】夜間開園ナイトズーは8/9~10開催 自由研究にぴったりな企画も満載
富山県内の小・中学校の多くはこの週末から夏休みに。子供たちはどこに遊びに出かけようか、ワクワクしていることでしょう。
ですが、連日の気温の高さに比べて、お財布の中は昨今の物価高でひんやり…子供と一緒におでかけできるスポットに頭を悩ませる家庭も多いのでは?
そこで今回は、中学生以下の子供は無料、大人も500円で入園できる富山市ファミリーパークの夏のイベント情報を詳しくまとめます。
自由研究の題材に使えそうなイベントや展示企画もありそうですよ。
7月26日(土)~8月24日(日)
自由研究にもぴったり「この歯は何を食べるがけ?」
この歯は何を食べるがけ?~歯とたべもので知る動物のちがい~
日程:7月26日(土)~8月24日(日)
場所:自然体験センター
人間の永久歯は、親知らず4本を含めると全部で32本。さて、動物の歯って何本あるか知ってますか?
たとえば、草食動物のヤギの歯は、人間と同じく全部で32本。なんですが、上の前歯がもともと生えておらず、とても固くなった歯茎をまな板代わりに、下の前歯を包丁みたいに使って、草を切り取り、奥歯(奥歯は上下とも生えている)でよくすりつぶして食べているんだそう。
ほかの肉食動物や雑食動物の歯も、それぞれ特徴があります。
今回の企画展では、動物の頭骨標本の展示、歯とたべものの映像、解説などで、「動物の歯」の秘密に迫ります。飼育係さんが特別に「歯」に関するワークシートを作ってくれています。そのワークシートを記入していくと、今まで知らなかった動物たちの生態を学べるというわけ。
夏休みの自由研究も完成しちゃうという一石二鳥なイベントです。
8月9日(土)・10日(日)夜間開園「ナイトズー」
夜間開園「ナイトズー」
日程:8月9日(土)・10日(日)、9月13日(土)・14日(日)
時間:9:00~21:00
料金:高校生以上500円、中学生以下無料、年間共通パスポート1500円
毎年恒例のファミリーパーク夏のイベントといえば、ナイトズー!
閉園時間が21:00まで延長され、日中とは違う夜の動物たちの様子を見ることができるとあって、子供たちに大人気です。
夜行性の動物が駆け回ったり、暑さに弱い動物が活発に動いたりと、貴重な観察の機会。ファミリーパーク広報WEB担当の高橋輝男さんにオススメポイントを教えてもらいました!
オススメ①
セミの幼虫が羽化して羽ばたいていく姿を生観察!
セミの羽化かんさつ会(8月のみ)
日程:8月9日(土)・10日(日)※雨天中止
時間:19:00~20:30
場所:ムササビ村一丁目
定員:なし
セミの幼虫が羽化して羽ばたいていく様子を、すぐ目の前で観察できます。映像では見たことがあるという人も多いかもしれませんが、ゆっくり時間をかけて羽化していく様子を生で見るととっても神秘的で、心が動かされます。
気温や土のにおい、風や流れる空気など…五感を研ぎ澄ませてじっくり観察してください。
観察用のセミは、この日のために飼育員たちが夕方から園内を2~3時間かけて羽化しそうなものを見つけているんだそう。
観察場所はムササビ村一丁目。
野生のムササビのための巣箱とカメラを設置している場所です。
夜行性のムササビは夕方ごろに巣箱から飛び立っていくので、運がよければ、野生のムササビを見られるかもしれませんよ。
オススメ②
ナイトズーの醍醐味、動物たちの夜の動きを見よう
動物スポットガイド
日程:8月9日(土)・10日(日)、9月13日(土)・14日(日)
時間:19:00~20:45
場所:各動物舎
ファミリーパークでは約90種、約700匹の動物たちを飼育しています。
夜行性の動物は、夕方から夜にかけての時間帯のほうが、本来の姿を見ることができるんです。
ちなみにキリンは人間と同じ昼行性ですが、夜はどんなふうに活動しているのでしょう? 立ったまま寝るって本当でしょうか。
昼と夜で動物たちの様子が変わるのか、または、変わらないのか。注目するとよさそうです。
なかでも、高橋さんのオススメはーー
「夜行性の動物たちの昼間の姿を見てみてください」
「ナイトズーなのに昼間の姿? どういうこと?」と思うでしょう。
実は、ニホンモモンガや、ムササビ、カメ、ネズミ、ハクビシンなど、夜行性の動物たちを展示している郷土博物館は、普段は夜の動物たちの様子を見てもらうために館内の電気を消して暗くしています。つまり、昼夜逆転。なので、ナイトズーの時は、昼の時間帯となり、明るくなっています。
ふだんは暗いなかで活動している動物たちが昼間はどうしているのか、動物たちの表情や細かいしぐさ、動きなどをしっかりと観察できるチャンスです。お見逃しなく!
オススメ③
モルモットのふれあい
モルモットのふれあい
日程:8月9日(土)・10日(日)、9月13日(土)・14日(日)
場所:こどもどうぶつえん なかよし広場
モルモットの背中をなでたり、エサをやったりすることができる貴重な機会です。さわったときの感触や、エサの食べ方などもよく観察してみてくださいね。
オススメ④
牛乳パックでランタンを作ってみよう!
牛乳パックランタンづくり
日程:8月9日(土)・10日(日)、9月13日(土)・14日(日)
時間:①17:00~ ②18:00~ ③19:00~(各回40分)
※整理券が必要となります。全ての回の整理券を16:50から配布します。
定員:各回16組(先着順)
場所:自然体験センター
料金:300円(材料費)
牛乳パックでランタンを作るワークショップです。
材料や道具はファミリーパークが準備してくれるので、手ぶらで行っても参加できます。
牛乳パックに好きな絵を描いたり、切ったりして、世界にひとつだけのオリジナルランタンを作ることができます。そのランタンを持って夜の動物園を散策すると、足元を明るくて照らしてくれるだけでなく、夏休みの自由工作になるかも!?
オススメ⑤
光の動物とかけっこで競争!どっちが早いかな?
光の動物とかけっこ
日程:9月13日(土)・14日(日)
時間:18:30~ 20:30※雨天中止
場所:六せん広場
本物の動物とかけっこするのはあぶないので、動物が走るスピードを光で再現して競争するよ。小さいお子さんも安心してかけっこしてください。
光の動物とは…当日のお楽しみ!
ちなみに、去年はカピバラでした。ファミリーパークではのんびり水浴びしている姿が印象的ですが、時速40kmものスピードで走ることができるんだそう。
ファミリーパークにいる動物たちがどれくらいのスピードで走るのか、調べてみるのも楽しそう。
オススメ⑥
ナイトズー限定 BBQ
ナイトズー限定 BBQ
日程:8月9日(土)・10日(日)、9月13日(土)・14日(日)
時間:18:00~20:00 ※昼の部は通常営業、夜の部の受付は15:00まで
料金:6人掛2500円、8人掛3000円 ※夜の部はガス卓のみ
予約:076-434-1234
夜の動物園でBBQ…お肉・ソーセージ・焼きそば・ビール…何をもっていこうか考えるだけでもワクワクします。
ごはんを食べた子供たちは園内で遊んで…子供も大人も存分に楽しめそう。受付は当日15時まで。予約した人全員にかき氷100円引券をプレゼント。
8月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)
ひえひえおやつタイム~動物たちが涼しくなるプレゼント~
ひえひえおやつタイム~動物たちが涼しくなるプレゼント~
日程:8月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)
時間:ハクビシン11:00、サル13:30~、ツキノワグマ13:45~、レッサーパンダ14:00~
場所:各動物展示場
連日35℃に迫る暑さの今夏。私たち人間は冷房が効いた部屋で体温調節を行うなど、暑さ対策をしていますが、動物たちはどうなんでしょうか?
暑さに強い動物もいれば、弱い動物もいるんだそう。
たとえば、牛は暑さに弱い動物。特に乳牛は、体内で飼料を発酵させる際に熱を発生するため、暑さの影響を受けやすいんです。
今回は、暑さが苦手は動物たちに冷たい氷のエサをプレゼントします。動物たちはどんな反応を見せるでしょうか? お楽しみに。
8月16日(土)・17(日)
里山ガイド「虫たちは何を食べているの?」
里山ガイド「虫たちは何を食べているの?」
日程:8月16日(土)・17(日)
時間:13:30~14:00
集合:自然体験センター前
季節ごとの草花や野鳥や昆虫など、自然散策路の旬な見どころを案内する自然観察「里山ガイド」。
今回は「虫の口」に注目です。
セミやカブトムシはどんな口をしているでしょうか? 口のつくりや違いを観察して、食生活や生き方について話を聞くことができます。わからないことがあったら飼育係さんに何でも聞いてみよう。
8月31(日) 悠久の森2025 森であそぼう
悠久の森2025 森であそぼう
日程:8月31日(日)
時間:9:30~16:00 ※開園は9:00
会場:自然体験センター・六せん広場
温室効果ガスの増加や森林環境の開発、林業の衰退や猟師の減少など、人間の活動や生活スタイルの変化によって荒廃が進みつつある里山。富山市ファミリーパークがある呉羽丘陵も人間の生活圏と自然が交わる里山ですが、この里山を未来に残していこうという人たちが集まって発足したのが「悠久の森実行委員会」です。今の時代に合った「新しい里山」を目指してさまざまな活動を行っています。
その活動のひとつ、「悠久の森2025 森であそぼう」では、メイン会場の富山市ファミリーパークと周辺のサテライト会場で、工作やザリガニ釣りなどの体験など、子供たちが里山の自然に親しむことができるイベントを開催します。
ファミリーパークで動物に親しむのとは違った角度から、自然や生態系について学ぶことができそうですね。
富山市民はヒマワリグッズで入場無料
ヒマワリとおでかけ
日程:6月1日(日)~8月31日(日)
対象:①②の条件を満たしている方
①富山市在住
②ヒマワリのグッズ、ヒマワリの絵柄の入ったものを持参、ヒマワリの絵柄の入った衣類を着用の方(お子さんが着用の場合は同伴の大人1名が無料)
施設:12施設(ファミリーパーク、科学博物館、郷土博物館、佐藤記念美術館、民俗民芸村、猪谷関所館、大山歴史民俗資料館、旧馬場家住宅、浮田家住宅、八尾曳山展示館、八尾おわら資料館、ガラス美術館)
富山市の草花「ヒマワリ」のグッズや絵柄が入ったものを持参、着用して市内の対象施設を訪れると、入園料・観覧料が無料になります。
写真提供:富山市ファミリーパーク
記事編集:nan-nan編集部
【富山市ファミリーパーク】
住所 富山県富山市古沢254番地
営業時間 3月15日~11月30日 9:00~16:30(入園は16:00まで)
12月1日~2月末日 9:00~15:30(入園は15:00まで)
定休日 3月1日~3月14日
12月28日~1月4日