【大学生のお笑いNo.1は?】笑いあり!涙あり!? "エンタメ好き"大学生ライターが潜入!『笑学祭 2025』決勝戦レポート
ワタナベエンターテインメント主催の大学生のお笑いNo.1を決める大会「Sky presents 笑学祭2025 supported by マイナビ」の決勝戦が、6月30日(月) 座・高円寺にて開催されました。
今回は、ガクラボメンバーの"エンタメ大好き"上和田美紅が白熱した決勝戦の様子をレポートします!
大学生のお笑い頂点を決める『笑学祭』が今年も開催!昨年(第1回大会)を大幅に上回る851組がエントリーし、その中から選ばれた精鋭10組が熱いバトルを繰り広げました。
MCは、Aマッソが務め、エキシビジョン出演として四千頭身が漫才を披露!さすが"プロ"の漫才で会場が一気に笑いに包まれました。
決勝審査員を務めるのは、番組プロデューサーの薮木健太郎さん、コカドケンタロウ(ロッチ)さん、崎山祐(ファイヤーサンダー)さん、後藤拓実(四千頭身)さん、星野光樹(Gパンパンダ)さん! 数々の賞レースに出場してきた方も多く、とても豪華な顔ぶれとなりました。
会場には、学生を中心に多くの観客が! 緊張感漂う中、スタートしました。
【『笑学祭 2024』決勝戦レポート】昨年の熱戦の様子はこちら白熱した戦いに!笑いに包まれたファーストステージ
準決勝を勝ち上がった10組がファーストステージでネタを披露。全国を勝ち抜いてきた精鋭ということもあり、どの組も会場を笑いで包んでいました。学生のお笑いとは思えないくらい面白くて、私も取材を忘れて笑いまくりました!
各出場者の紹介とパフォーマンスのハイライトをご紹介します。
1. ダークドラゴン(早稲田大学お笑い工房LUDO)
トップバッターにふさわしい元気を体現したような漫才!「確かに…!」と思う"小学生あるある"は、観客を共感の渦に巻き込みました。
2. 幽霊幽霊(大阪経済大学 落語研究部)
畳み掛けるようなダジャレと時々出てくる「えー」が良いアクセントになっていて、ネタ中ずっと笑ってしまうほど面白かったです。
3. カンタービレ(一橋大学お笑いサークルIOK)
おじいちゃんとおばあちゃんの初詣をテーマに漫才を繰り広げていました。キレのあるツッコミで観客を沸かせていました。
4. 偽ビートルズ(埼玉大学お笑いサークル無印)
唯一の1年生コンビ! 倒れた人を助ける場面をテーマに、「あなたは救急車を!あなたはAEDを!あなたは〇〇を!」の3段活用で次々にボケ倒しており、終始観客を笑わせていました。
5. 能率ランク(産業能率大学お笑いサークルイタダキ)
昨年に引き続き、2年連続出場のコンビ。江戸時代の恋愛リアリティショーというテーマが非常に面白かったです。登場する歴史上人物もクセありで最高でした。
6. 猿ベルベット去る(慶應義塾大学お笑い道場O-keis)
サッカーの「田中マルクス闘莉王」選手は3人いる!? サッカー知識を交えて、観客を共感の渦に巻き込んでいました。
7. 朝かもしれない(東北大学お笑いサークルGYUTAN)
妙にジワるネタで、会場中を独自のワールドに引き込んだコンビ。2人の息がぴったり合っていて、何より歌が上手でした!
8. あなたトネ(早稲田大学お笑い工房LUDO)
タイムリープで来た研究所で、モグラ博士と出会ったというコント。タイムリープができる装置がガタガタしており、「土台がしっかりしていないと、未来はないよ」という上手なオチが印象的でした。
9. 蝉ブルース(早稲田大学お笑い工房LUDO)
漁師が寝坊、そしてまさかの電車通勤というツッコミどころ満載の漫才。遅刻した漁師に、先輩漁師が放った「明日の早起きかと思ったよ」という怖い発言で、会場が大爆笑!
10. 上下する(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「イカ♪ タコ♪ クラゲ♪」と頭から離れないキャッチーなリズムネタで会場を一気に"上下するワールド"に引き込んでいました!
どの組が最終決戦に進んでもおかしくないと思えるほど、非常に面白いファーストステージになりました!
採点の集計中にコメントを振られた蝉ブルースの関根さんは、「僕が一番大きなミスをしました…えぐいくらいネタを飛ばしました…」と悔しさを抑えきれず、思わず泣き出してしまう事態に。会場中が綺麗な涙・友情に感動して、今日イチの笑いが起きました!
採点結果は、【あなたトネ】、【上下する】、【蝉ブルース】となり、3組が最終決戦に駒を進めました。
ファーストステージで悔いが残る結果となった蝉ブルース。選ばれた瞬間、観客全員が歓喜の声を上げました。セカンドステージでは、存分に力を出し切れるのか!?
セカンドステージ開幕! 大学生お笑いNo.1はどのコンビに!?
蝉ブルース(早稲田大学お笑い工房LUDO)
先程の涙とは打って変わって、漫才が始まると漫才師の顔に! 宇宙飛行士をテーマに漫才を繰り広げました。ファーストステージに引き続き、怒涛のボケと鋭いツッコミで会場を爆笑の渦に!
あなたトネ(早稲田大学お笑い工房LUDO)
「ハロウィンの時期になると店内に装飾を施す小さな銀行」という細かいクセあり設定でコントを披露。本当に銀行で繰り広げられていそうな会話の掛け合いが印象的でした。
上下する(早稲田大学お笑い工房LUDO)
ファーストステージ様に、耳に残るリズムネタで勝負!「たれ・つゆクイズ」で予想を裏切る商品名が次々と出てきて、思わず笑ってしまいました。自作の映像も最高!
3組とも力を出し切り、悔いはない様子。終始面白く、どの組が優勝してもおかしくないハイレベルな戦いに。いよいよ最終結果の発表です!
大学生お笑いの頂点に立ったのは…?
『笑学祭 2025』優勝者は…「蝉ブルース」(早稲田大学お笑い工房LUDO)!
「今、泣けなくて申し訳ないです…」と笑いを誘った後、出場者・観客への感謝を伝えていました。
ワタナベエンターテイメント 吉田会長から、優勝賞金30万円・マイナビ副賞としてJTBトラベルギフトカード20万円分・ワタナベコメディスクール育成費全額免除が贈呈されました。
審査員のロッチ コカドさんは、「今日一番平場を含め、面白さ・ラッキーが含まれた優勝だった」と面白さだけでなく、運も味方につけたお二人を称えていました。その他の審査員も出場者全員に対して「ハイレベルな戦いだった」と大絶賛していました。
熱気と笑いに溢れた『笑学祭 2025』に参加して
『笑学祭 2025』は、大学生お笑いのプライドがぶつかり合った青春と言えるイベントでした。全組面白く、お腹を抱えるほど大爆笑しました!プロとは違った、大学生が生み出すお笑いの魅力を存分に満喫できました。皆さんにも、ぜひ一度「大学生お笑い」を観に行って欲しいです!!
抱腹絶倒、間違いなしですよ!
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【『笑学祭 2024』決勝戦レポート】 「大学生お笑い」ならではの魅力とは⁈
取材・文:上和田美紅(
ガクラボメンバー
)
編集:学生の窓口編集部
協力:『笑学祭 2025』公式サイト
https://www.we-school.net/university_comedy/