ギトギトに汚れる「換気扇フィルター」の“こすらない”つけ置き掃除術「簡単」「ふやかして汚れを浮かす」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。気づけばギトギトに汚れているキッチンの換気扇フィルター。ゴシゴシこすってもなかなか落ちず、つい後回しにしてしまいがちですよね。そんなお悩みをスルッと解決できるのが、シンクで簡単にできる“つけ置き掃除”。今回は、換気扇フィルターをラクにキレイにする方法をご紹介します。
熱めのお湯×食器用洗剤で「がんばらない掃除」が叶う
ゴシゴシこすらずラクにキレイにしたいなら、「45~50度の熱めのお湯」と「食器用洗剤」を使ったつけ置きがおすすめです。食器用洗剤に含まれる界面活性剤が油汚れを浮かせて分解し、フィルターの奥にこびりついたベタベタまでスルッと落としてくれます。
油汚れ用の強い洗剤を使う方法もありますが、塗装されているタイプのフィルターには、中性の食器用洗剤のほうが安心。これなら素材を傷めにくく、気軽に試せますよ。
換気扇フィルターのつけ置き掃除法
使用するもの
・食器用洗剤(中性)
・45〜50度の熱めのお湯
・ゴム手袋
・古歯ブラシやスポンジ(仕上げ用)
手順⒈ フィルターを外す
まずは換気扇からフィルターを外します。カバーがついている場合は、先にそれも取り外しておきましょう。
手順⒉ シンクにお湯と洗剤を準備
シンクにフィルターがしっかりつかる程度の熱めのお湯(45~50度くらい)をため、食器用洗剤を多め(3~5プッシュ)入れて軽くかき混ぜます。
手順⒊ フィルターをつけ置き
フィルターをゆっくり沈めます。15〜30分ほど置いて、汚れをしっかりふやかしましょう。
手順⒋ 軽くなで洗い&仕上げ
時間が経ったら、スポンジでサッとなでるだけでOK。細かい部分は古歯ブラシを使って、やさしく仕上げましょう。
手順⒌ 洗い流して乾燥
お湯でしっかりすすぎ、水気をよく切って乾かしたら完了です。
つけ置きでここまで変わる
熱めのお湯と食器用洗剤にフィルターをつけ置きするだけで、こびりついていたベタベタ汚れが驚くほどスッキリ落ちます。ゴシゴシこすらなくても、つけ置きだけでここまでキレイになるなら、つい後回しにしがちな換気扇掃除も気軽に挑戦できそうですよね。次のお掃除日に、ぜひこの「がんばらない掃除術」を試してみてください。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト