古布を無二の作品に 9、10日に伊賀でグループ展
リメイク工房愛藍
三重県伊賀市のグループ「リメイク工房愛藍」の作品展「甦るむかし布 グループ展」が、11月9、10日に同市依那具の「伊賀めぐみ草庵」で開かれる。入場無料。主宰する同高山の谷川すみ代さん(77)は「冬物を中心に、この2年間に作りためた作品。ぜひ手に取ってみて」と来場を呼び掛けている。
25年ほど前に結成し、主に市内の60代から80代の女性18人が月に4回ほど、谷川さん方の工房に集まり、世間話に花を咲かせながら楽しく活動する。譲り受けたり購入したりした大島紬、絹物、木綿の着物、羽織や帯などから洋服やかばん、小物などのオリジナル作品に仕上げている。
作品展は2年ぶりで、携帯ポシェットから小銭入れ、ブラウスやコートなどの洋服まで約300点を展示予定。メンバーは「ここに集まるのが楽しみで、洋服を作って着るのも楽しい」「ベストやパンツを作っている。体型に合った洋服を作れるのがうれしい」と話した。
時間は午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。
問い合わせは谷川さん(080・9285・8657=昼間)へ。