金沢総合高校が20周年記念式典を開催生徒の研究発表やダンス部による披露も
金沢区にある県立金沢総合高等学校=富岡東=の創立20周年記念式典が11月6日に神奈川県立音楽堂=西区=で行われた。式典には生徒や教諭、来賓、学校関係者ら約950人が参列し、共に節目を祝った。
同校は2004年に開校。富岡高校と東金沢高校が統合し、富岡高校跡地に校舎改修を経て開校。富岡在校生234人と東金沢在校生230人が同校の生徒となった。全日制の単位制総合学科を設置する高校として、自分の興味、関心や進路希望に応じて幅広く学ぶことができるのが特徴。
式典では栗原剛志校長や同式典実行委員長らがあいさつ。代表生徒は「これからも個性豊かな金沢総合高校の特徴を活かし、生徒が主体となる活動を続けていけたら」と述べた。その後、生徒による研究発表や4カ国語と手話による学校紹介、吹奏楽部や書道部、ダンス部によるパフォーマンスなどが行われた。
また、周年記念品としてデジタルサイネージとグラウンドの照明が寄贈された。サイネージはロッカールームに設置。ホワイトボードに書かれた連絡事項がサイネージで見ることができるようになる。
栗原校長は「7年以上教員を務めた思い入れのある学校。今回の式典が学校としてより発展していくきっかけになれば」などと思いを述べた。