【vistaar viaje】リーズナブルな多国籍料理を早朝から楽しめる店が都町にオープン!
人類は誕生してから現在に至るまで、「旅」によって発展してきたと言われています。
そんな遺伝子レベルで私たちの心をくすぐる「旅」ですが、時間やお金のことを考えると中々実行できないのが寂しいところ。
ということで今回は、大分県にいながら異国情緒を味わうことができる多国籍料理店『vistaar viaje(ビスタルビアへ)』をご紹介します!
場所
『vistaar viaje』が店を構えるのは、大分市都町3丁目。
ジャングル公園から徒歩1分程の場所にあります。
↓ セブン-イレブン大分都町4丁目店 / 国道197号線方面
↓ ファミリーマート大分都町四丁目店 / 県道22号方面
駐車場は、近くのコインパーキングをご利用ください。
外観と店名の由来
2024年10月1日(火)にオープンし、大分市を代表する歓楽街・都町で朝6時から営業を行う『vistaar viaje』。
麻ののれんが掛けられた風通しの良い入口からは、木の温かみと緑あふれる店内を窺う事ができます。
店内をご紹介する前に…。
まず気になるのは、店名『vistaar viaje(ビスタルビアへ)』ではないでしょうか?
「旅の途中で出会った美味しい、楽しいをご提供。インドの道端、ヒマラヤの登山道、ダッカの混沌、バンコクの熱い夜、台北の早朝、出会う人々の眩しい笑顔。ほっとする軽食と音楽を毎日がんばるあなたのおともに。」というテーマで店を営むオーナーは、今まで8か国以上を旅してきた大分市出身の"かず"さん。
旅の中で一番印象に残っている料理は、ヒマラヤの峠を行く際、山の中で食べた「ダルバート(米飯、豆を挽いたスープ、カレー、副菜などをセットにしたもの)」。
音楽とともに素朴な料理を味わえる空間を日本でも創出できたらという思いで、店のオープンに至りました。
※写真は「ダルバート」の器。いずれ提供メニューに加えたいと考えていると言います。
インドで古代から使用されている呪文「マントラ」や、おまじないのような言葉と響きに魅力を感じたというかずさんは、仏教の起源地である古代インドの言葉・サンスクリット語で「無限の広がり」を意味する「vistaar(ビスタール)」と、スペイン語で「旅」という意味のある「viaje(ビアへ)」を組み合わせ、『vistaar viaje(ビスタルビアへ)』という店名にしました。
店内の様子
店内には郷愁を感じる響きを持った様々な国の音楽が流れます。
天井が高く仕切りのない開放的な空間には、大きな窓や入口から暖かな陽射しと心地よい風が入り、まるでどこか遠くの国へ遊びに来たよう。
また、椅子やテーブルは木製のものが目立ちます。
奥には隠れ家のような素敵なお手洗いも完備されていました。
そして、入口横には楽器の数々も!
オーナーのかずさんは「ゆくゆくはバンドによる演奏を楽しみつつ、軽食をとれるようなイベントも行いたい。」と教えてくださいました。
メニュー
壁に貼られたメニューには、「鹹豆漿(シェントウジャン)」や「本日のカレー(チャパティーorライス)」、「ビリヤニ」などが文字と写真で掲載されています。
大分県内では中々食べることのできないラインナップに、心が躍りますよね。
店を切り盛りする店長は、周りの空気まで穏やかにするような癒しオーラあふれる別府市出身の"もっくん"さん。
自身も旅行が好きで、海外はアジアを中心に旅をしてきたそうです。
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私は今回、もっくんさんに伺い、「鹹豆漿(シェントウジャン)」と「焼き小籠包」をいただいてきました!
台湾定番の朝ごはん♪鹹豆漿
まずは「鹹豆漿(シェンドウジャン)」なのですが、こちらは台湾で人気の朝ごはんメニュー!
「鹹」が「しょっぱい」、「豆漿」が「豆乳」という意味で、良質なたんぱく質を豊富に含む豆乳と具材の塩味を楽しめる台湾定番の朝食なのだそうです。
大きい器に入って出てきた「鹹豆漿(シェンドウジャン)」の上には、桜海老とのり、しらす、ねぎ、ラー油、パクチー、ザーサイが乗っています。
見た目も美しく、食欲がそそられますよね。
そして温かい豆乳にはお酢が加えられ、ふるふると豆腐のように固まっています。
口に運ぶと、おぼろ豆腐のような食感とお酢の酸味と具材の塩味、ラー油の辛味が調和された優しい味が体に染み渡ります。
店長の森永さんは「ここは朝6時から開いているので、散歩やランニングの後、朝食として筋肉の再合成や疲労回復にも効果のある豆乳をメインにした鹹豆漿を食べていただけたら。」と話します。
ジューシーな肉汁溢れる!焼き小籠包
続いて、中国では"生煎饅頭"と呼ばれており、上海を代表するローカルフード「焼き小籠包」。
小籠包より少し厚めの生地の饅頭を香ばしく焼き上げています。
肉汁溢れる「焼き小籠包」は、豚の旨味と生地のもちもち感がたまりません!
濃いめの味は、他の料理やビールと併せて楽しむのもおすすめです。
また、「焼き小籠包」には"vistaar viaje特製調味料"もついてきます。
私はパクチー醤油といただいたのですが…これがまたとっても美味しいので、全種類試してみてくださいね。
営業時間は06:00〜17:00で、定休日は日曜日。
私が16時頃に訪れた際には、バングラデシュ出身の仕込みスタッフが作る「本日のカレー」や「ビリヤニ」は売り切れでしたので、気になる方は是非お早めに来店くださいね。
※当面の間は森永さん1人での営業となりますので、来店時には事前の予約がおすすめです。
また現在、『vistaar viaje(ビスタルビアへ)』では「Happy Opening Price」企画を実施中で、全て1品500円、ドリンクセット700円でメニューを味わうことができます。
※期間は未定ですので、詳しくはInstagram(@vistaarviaje)を確認の上来店ください。
みなさんも明るい時間の都町に佇む『vistaar viaje(ビスタルビアへ)』で、いつも違う「旅気分」を楽しみつつ、音楽と美味しい多国籍料理の数々に癒されてみてはいかがでしょうか。