【家財保険金や車両保険金を騙し取る】友人関係の男2人を保険金詐欺の疑いで検挙、保険会社が県警に相談し発覚(新潟県)
上越警察署
上越警察署、県警交通指導課、県警交通機動隊の合同捜査班は、3月6日までに、新潟県上越市寺町在住で保険募集人の男性(39歳)と、新潟県長岡市緑町在住で会社員の男性(39歳)を、詐欺(家財保険金詐欺、自動車保険金詐欺)の疑いで検挙した。
友人関係である検挙された2人は共謀し、2022年10月15日ころ、会社員の男性(39歳)のテレビが故障したことに乗じ、保険募集人の男性(39歳)の提案により、会社員の男性(39歳)が新たに家財保険を契約した。
そして、契約前にテレビが故障したにもかかわらず、2023年6月13日に故障したことにして、保険金を請求し、保険会社の担当者を騙して、2023年7月6日に家財保険金35万3,738円を口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。
逮捕された2人は共謀し、保険募集人の男性(39歳)の仲介により自動車保険契約を締結していた第三者の普通貨物自動車の故障に乗じ、本当は2022年11月6日に保険募集人の男性(39歳)が車両を自走させて会社員の男性(39歳)が勤務する自動車販売店に搬送したため、車両のレッカー代は発生していないのに、同月7日、保険会社に不当な請求した。
さらに、車両の搬送先の担当者である会社員の男性(39歳)は、保険会社に不当な代車費用を請求し、2022年11月18日に車両搬送費用保険金15万円を、同年12月8日に代車費用保険金4万1,250円をそれぞれの口座に振り込ませ、だまし取った疑いがもたれている。
被害に遭った保険会社が2023年7月に新潟県警に相談し、事件が発覚。その後、警察による捜査の結果、2人は検挙された。
上越署は、捜査上の理由により検挙された2人の認否についてはコメントを差し控えるとしている。
余罪や詳しい経緯などは現在捜査中。