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【衝撃】セブンのカレーを監修してた「エリックサウス」の本店に行ってみた → 人生最高レベルのカレーと出会った……と思いきや

ロケットニュース24

あなたにとって「生涯最高のカレー」は、誰が作ってくれたどんなカレーだろうか? 私にとっては亡き母が作ってくれたカレーが生涯最高であり、おそらくこれからも変わることは無いだろう。あー、母ちゃんのカレーが食べてえな!

つい先日のこと。そんな母のカレーには及ばないものの「これは人生最高レベルなのでは?」と震えるカレーと出会ってしまった。方向性は全く違うが、目が見開いてしまったほどウマいカレーなのである。

・エリックサウス

私がそのカレーに出会ったのは「エリックサウス」という南インド料理店。ちょっと前に同店はセブンイレブンのカレーを監修しており、そのカレーがなかなかのウマさだったのである。

コンビニのカレーでこれほど美味しいなら、お店で食べるカレーはさぞ美味しいに違いない。正直「エリックサウス」は聞いたことが無かったが、ものは試しでセブンのカレーを監修したお店として出かけてみることにした。

・八重洲店へ

さて、公式サイトによるとエリックサウスは「オーセンティック(本物)な南インド料理を気軽に楽しめる専門店」とのこと。ということは、ガリガリにスパイスを効かせた現地さながらの味わいなのだろうか?

また、エリックサウスは東京・名古屋・岐阜・大阪に店舗を展開している。今回はせっかくなので原点である八重洲店にお邪魔してみることにした。

で、この日は平日のランチタイムのためか、お店の前には20人弱の行列が。ただし思ったよりは回転が早く、20分ほどで着席できた。席数が多いわけではないが、ランチタイムは思ったより並ばないで入店が可能のようだ。

・カレーを3つチョイス

注文したのは4つのカレーが選べるランチカレープレートで、価格は1494円。カレーは6種類のレギュラーメニューに加え、その日の限定カレー(3種類)の中から選択可能となっている。

さっそく食べてみると「エリックチキンカレー」「はちみつバターチキンカレー」「サンバル(豆と野菜のカレー)」もソツなくバッチリ美味しかった。

特にバターチキンカレーは、甘さに振った味わいではないところが好印象。また「エリックチキンカレー」はさすがお店の名がついているだけあり、安定感のある味わいといったところだろうか。

ただ、どちらもさほどオーセンティックな雰囲気はなく、個人的には「日本人の味覚に合ったカレー」といった感じ。現地感を求めるなら、インドの方がやられているお店の方がいいかもしれない。

・!!!!!!!!

話はやや逸れたが、ここまでは「美味しいカレー」といったところで衝撃を受けるまでには至らなかった。私が食べた瞬間に目を丸くしたのは……

ポークビンダルー」である。

ポークビンダルーは西インドのゴア地方発祥のカレーで、無印良品で商品化されるなどそれなりに名を知られたカレー。その特徴は「ワインビネガー(酢)」と「にんにく」を大量に使用していることだ。

そしてエリックサウスの「ポークビンダルー」がウマいのなんの! 系統的には「インパクト全振りカレー」で、例えばサンバル(豆と野菜のカレー)のようにジワジワ美味しい系のカレーではない。

……が、最大風速値がハンパではなく舌が触れた瞬間に脳が「ウマいッッ!」と反応してしまっている。それまでに食べたカレーをかき消すほど脳への残存率がヤバかった。

いま思うと、私がなぜその日の限定カレーだった「ポークビンダルー」を選んだのかはわからない(しかもプラス100円)。「聞いたことがあったから」と言ってしまえばそれまでだが、運命的な縁を感じざるを得なかった。無料のライス、3回いきました。

ただし、問題はまさしく「その日の限定カレー」であるということ。実は後日、ポークビンダルー食べたさにエリックサウスに足を運んだのだが、その日はポークビンダルーが販売されていなかった。スーーーーン。

まあそれでも、母のカレーと肩を並べるほど美味しいカレーと巡り合えたことは大きな喜びだ。次こそポークビンダルーがありますように……と願いつつ、近日中にまたエリックサウスに足を運ぶ予定である。エリックサウスのポークビンダルー、ガチでウマい。

参考リンク:エリックサウス
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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