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2024年11月30日、神戸市出身のお笑いコンビ『マユリカ』が母校である小学校をサプライズ訪問！その様子に密着しました。

マユリカの二人は劇場やテレビ番組への出演のほか、ラジオ「マユリカのうなげろりん！！」ではJAPAN PODCAST AWARDS「ベストメディアクリエイティブ賞」にノミネートされるなど各所で注目を浴び、近年人気が急上昇。昨年の「M-1グランプリ2023」ではファイナリストとして出演し、いまやメディアに引っ張りだこの存在です。

そんな二人の母校は、過去に生徒数日本一のマンモス校として有名になり、現在も1,084名が在校する『神戸市立井吹東小学校』。阪本さん、中谷さんはともに同校の卒業生で、二人は『いぶき幼稚園』に在園していた頃からの幼馴染です。

「自分たちの先輩が活躍している姿に夢や希望を感じてもらって、子どもたちの力になれば」という思いから、現校長の佐伯さんが企画を行い、今回のサプライズ訪問が叶いました。

当日、体育館には全校生徒が集合。月曜日の朝会で「大先輩の有名人がやってきます！」とだけ告知されていた生徒たちは、ソワソワと落ち着かない様子でした。

出囃子とともに壇上に二人が登場すると「わっ！」と歓声が上がり、体育館のボルテージは最高潮に。

「どうもー、マユリカです！」というお馴染みの挨拶から「僕らのこと知ってるって人手挙げて～！」と中谷さんが言うと、過半数が手を挙げる人気っぷり。

漫画家としても実績のある中谷さんが子どもたちのリクエストに応えて絵を描くネタや、二人の動きを見てみんなで答えを予想する「ジェスチャーゲーム」などを実施。

さらに生徒を代表した先生たちの質問コーナーなどを通し、生徒たちと交流を深めました。

最後には一緒に校歌を歌い、生徒たちとハイタッチを行って会場は一体に。「マユリカがんばってー！」の声に「ありがとー！」と笑顔で手を振る二人の様子が印象的でした。

兼ねてより「マユリカっていうめっちゃおもろい芸人さん、井吹東小学校の卒業生やねんて！いつか学校来てほしいな～！」と先生に熱弁していた生徒たち。今を時めく大先輩の二人に大きな声援を届けました。

4年生の「お楽しみ会」でコントを行うなど、在学当時からすでに「お笑い」をしていたお二人。20年以上ぶりに学校でネタを披露して「子どものときに見た景色そのままで感動しました！最後にみんなとハイタッチしたときは（こうやって母校に帰って来られて）“なんかすごいことやな～”と思って泣きそうになりました」と中谷さん。

阪本さんは「みんな本当にいい子たちで、しっかり話を聞いてくれて楽しんでくれたのが嬉しかったです。この街も本当にのどかでいい場所なので、子どもたちには“大人にならないと気付かないような、すごくいい環境で育っているよ！”と伝えたいですね」と語ってくれました。

そんなマユリカは12月5日に行われる「M-1グランプリ2024 準決勝」に駒を進めており、生徒たちの応援を追い風に今後の更なる活躍が期待されます。

■マユリカ
神戸市出身、阪本・中谷の幼馴染コンビ。2011年に『マユリカ』としてデビュー、2023年4月に活動拠点を大阪から東京に移し、劇場やテレビ番組、ラジオなどで活躍中。