【Amazonプライム配信中】本国では2桁達成「直近2年公開」高視聴率 韓国ドラマ6選
韓国ドラマの本国での視聴率は、作品の人気度を知ることのできる指標の1つだ。
動画配信サービスの普及などにより、以前ほど数字と人気が直結しなくなってはいるものの、リアルタイムで観た人が多いのは、放送時間に合わせてテレビの前に座るほど面白かったという証といっても過言ではない。
多くの場合そういった作品は海外でも好評を得るケースがほとんど。日本も例外でなく、作品選びの参考材料として活用できる。
そこで本記事では、2024年と2025年の作品に限定して、Amazon Prime Videoで配信中の、本国で視聴率2桁を達成した話題作・人気作を6つ紹介する。
Leminoで提供されているコンテンツの一部を、Amazon Prime Videoのチャンネルとして視聴することのできる“Leminoセレクト”(月額550円)のドラマも含めた。
(図)Danmee 「どの回も泣いたり笑ったり」日本ファンが選んだ1月~3月公開 No.1韓国ドラマはこれ!
私の夫と結婚して (tvN/2024)
●プライム会員特典全話無料(2025年6月24日時点)
『私の夫と結婚して』は、最高視聴率11.9%を獲得した復讐系ロマンチックコメディー。夫と親友に裏切られた女性が、人生をやり直すパク・ミニョン&ナ・イヌ主演作だ。
主人公が、苦しみの元凶であった夫を親友に押し付けることでリベンジするという、爽快感抜群なストーリー展開と、キャラの濃い悪役たちの熱演が見どころ。ドロ沼劇だが洗練されており、再起を目指して強くたくましく生きようとする姿が多くの視聴者の共感を呼んだ。
コネクション (SBS/2024)
●プライム会員なら、第1話~第6話お試し見放題(2025年6月24日時点)
『コネクション』は、2024年のSBS金土ドラマ第2位の視聴率14.2%を叩き出した犯罪サスペンス。麻薬チームのエース刑事が友人の死を手がかりに、20年間続いた異質な友情とコネクションの顛末を明らかにする物語だ。
社会的問題を背景にどんでん返しを繰り返す緊張感あるストーリーで、主人公がある人物によって麻薬中毒にされたという設定がポイント。主演チソンが迫真の演技で麻薬中毒者を演じており、目や表情、息遣いまで計算しつくされた彼の熱演だけでも観る価値がある。
グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~ (SBS/2024)
●プライム会員なら、第1話~第4話お試し見放題(2025年6月24日時点)
『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』は、最高視聴率17.7%を叩き出した超人気作。前出の『コネクション』の記録を上回って、2024年のSBSの金土ドラマ1位の座についた法廷×ヒューマン作品だ。
法律事務所を舞台に、チャン・ナラ&ナム・ジヒョン扮する離婚専門弁護士が、依頼人の離婚問題や夫婦のトラブルを解決していくストーリー。現職の離婚専門弁護士が脚本を執筆しており、リアルなエピソードの数々が観る者の共感を呼ぶ作品だ。
鬼宮 (SBS/2025)
●第1話のみ無料/第2話以降Leminoセレクト(2025年6月24日時点)
『鬼宮』は、少し前に最高視聴率11.0%で有終の美を飾ったファンタジーロマンチックコメディー時代劇。巫女としての運命を拒みメガネ職人として生きるヒロインと、龍になりそこねた悪神、そして彼女の初恋の相手を巡る物語だ。
韓国の説話や退魔といった独特な素材が、観る者に新鮮さをプレゼントする作品で、ユク・ソンジェの1人2役も話題に。ホラー要素も盛り込まれ、様々なジャンルを一気に楽しむことのできるエンターテインメント性の高い1作となっている。
わたしの完璧な秘書 (SBS/2025)
●Leminoセレクト(2025年6月24日時点)
『わたしの完璧な秘書』は、第3話にして2桁台に乗り、最終話では自己最高記録である12.0%を記録した今年の話題作の1つ。安定した演技力を持つハン・ジミンと、近年勢いのあるイ・ジュニョクを主演に迎えたオフィスロマンスだ。
仕事はできるがそれ以外のことはできないCEOと、彼女を支える完璧な秘書のトキメキたっぷりな韓ドラの王道ラブストーリー。ロマンス物における鉄板の胸キュンシーンと展開の数々は、メロドラマ好きの期待を裏切らない。
交渉の技術 (JTBC/2025)
●Leminoセレクト(2025年6月24日時点)
『交渉の技術』は、初回視聴率3.3%でスタートしたものの翌回で6.1%に跳ね上がり、最終的には10.3%で最終話を迎えた今年の人気作の1つ。企業間のM&Aを巡るし烈な駆け引きと交渉の世界を描いたオフィスヒューマンドラマだ。
イ・ジェフンやキム・デミョン、ソン・ドンイルなど実力派俳優の演技バトルをはじめ、企業買収や合併の最前線で繰り広げられる交渉と人間模様をリアルかつスリリングに描いて好評を得た作品。社会性とエンターテインメント性のどちらも楽しむことができる。
(ライター/西谷瀬里)