結婚推進へ、連携深める 関連事業者らが交流会
一般社団法人かながわ西結婚推進協議会がこのほど、報徳二宮神社で親善交流会を開催した。
同協議会は、小田原市と箱根町でブライダル事業を展開する11施設で構成される組織。家族や夫婦の大切さを伝えることで、非婚化・晩婚化・少子化の抑制を図る活動を行っている。
来年に設立20年を迎える同協議会は６月に役員改選を実施し、親善交流会で新役員を発表した。新会長に就任した富士屋ホテル総支配人の飯田慶さんは「小田原や箱根など県西部は、人と場所が感情的につながるエリアだと考えている。この地でお祝いをしてもらえるよう、魅力を伝えていければ」とあいさつした。当日は同協議会の顧問を務める加藤憲一小田原市長と勝俣浩行箱根町長も訪れ、結婚後の出産や子育て、教育の支援など自治体としても連携していく方針を語った。
交流会に合わせて同協議会は（株）湘南ベルマーレフットサルクラブとパートナー契約を結んだ。同社の佐藤伸也代表取締役社長は「我々が持っている関係性や人材、ホームゲームの場を生かして、共に幸せな家族が多く暮らすことができる地域づくりを目指して活動できれば」と語った。
