常倫寺 大銀杏、鮮やかに色づく 下旬には境内が黄色い絨毯に
駒岡の常倫寺(上原良広住職)境内にある樹齢330年超の大銀杏が紅葉の見頃を迎えている。
横浜市指定の名木古木にも指定されている大銀杏。乳が出ない母と子のために枝から乳が流れ出たという乳母銀杏伝説や、天狗がいたという逸話もある。
昔は30m以上の高さがあったが、1955年ごろの落雷で上部が燃え、その後も台風の影響で枝の一部が折れるなどしたが、今年もしっかりと色付き、逞しくそびえ立っている。
同寺によると今秋は例年より暑い期間が長かったこともあって、11月下旬にようやく色付いてきたという。
上原住職は「12月中旬過ぎまでは色づいた銀杏が楽しめると思う。散った後は境内が黄色い絨毯の様になるのも素敵ですよ」と話している。