イギリスのとある新聞がXへの投稿を中止 青木氏「イーロン・マスクという人はよく言えば徹底言論自由主義者」
11月15日(金)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。産経新聞の「英ガーディアン紙がXへの投稿を中止 「有害なメディアでマスク氏が政治的に利用」と批判」という記事を紹介し、青木理がコメントした。
イギリス有力紙ガーディアンは13日、X(旧ツイッター)の公式アカウントへの投稿を中止すると発表した。「極右の陰謀論や人種差別など憂慮すべき内容が投稿されている。利用するマイナス面がメリットを上回った」としている。
同紙はさらに、Xを率い、トランプ次期米政権で要職に就く実業家イーロン・マスク氏に言及。「中止は以前から検討していたが、米大統領選により、Xが有害なメディアプラットフォームでマスク氏がその影響力を政治的な言説の形成に利用していることが鮮明になった」と説明した。
大竹「これはガーディアンっていう新聞がXへの投稿をやめたっていう話なのね。でも、Xも、ただでさえあれだったところに今度イーロンマスクだからね。想像だけど、偏向していっちゃうんじゃないかなという気がちょっとするんですよね」
壇蜜(パートナー)「Twitterの頃はこんな問題なかったですよね」
青木理「旧Twitter自体もやっぱりいろいろガセだったりとかフェイクだったり、差別の温床だという批判はあったんだけど、ただマスクさんが買収して以降、例えばそれまでトランプさんのアカウントが凍結してたのを解除したりとか、ある意味でイーロン・マスクという人は よく言えば徹底言論自由主義者というか、どんな言論だろうが全て流すんだみたいなところもあった。しかも、まさに産経新聞が書いているように、今回トランプ政権を支持したというようなこともあったりとかして、このガーディアンってイギリスの新聞はかなりリベラル系の新聞なんですよね」
大竹「そうなんだ」
青木「そうなんです。かなりリベラル系の新聞なので、そんな背景もあってうちはXではもうアカウントを持たずに投稿もしないというのは、そういう政治的な判断もあったんだろうと思います」
大竹「このプラットフォームみたいなものは、XがTwitterになったとか俺よく知らなくて、これ以外に何かちゃんと同じようなものは他にあるんですか?」
青木「いや、やっぱりでも今Xが1番使われてるんじゃないですかね。こういうメッセージというか短いメッセージを発信できるSNSという意味で言えば。動画だとTikTokとか、いろいろ」
壇蜜「他にもあるにはある」
大竹「あるにはあるけど、Xが1番使われている」
壇蜜「weibo?」
青木「weiboというのは中国のやつですね。中国の同じようなXみたいなやつで中国はこれまた政治的な理由でXとか使えないようになってるんですけど、一般的に西側社会で…国によってだいぶ違うんですけど、日本なんかはとにかくやっぱりXが1番使われてますね」