痩せたいなら筋肉を鍛えて増やすことが効果的!食事制限なしで痩せるには?【眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話】
正しく筋肉をつければ勝手に痩せていく体になる
痩せたいなら筋肉を鍛えて増やすことが最も効果的
私たちは生きている限り、動かない間でもエネルギーを消費しています。最低限の消費エネルギーを基礎代謝といい、1日に消費するエネルギーの約60%に達します。筋肉が消費するエネルギーは基礎代謝の20〜30%を占めています。
くり返しになりますが、筋肉は何もしなければ加齢とともに減り続けます。食べる量(摂取カロリー)が変わらなくても消費カロリーが減ることになり、エネルギー収支が黒字になって、余った分が体脂肪に変わり、必然的に太っていきます。いわゆる中年太りは、筋肉が減って基礎代謝が落ちることが最大の原因なのです。逆にらさなくても、筋肉を増やせば消費カロリーが増えて、年に2.5kgも体脂肪が減る計算になります。
また、余分なエネルギーは体脂肪として蓄えられますが、体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪の2種類あります。皮下脂肪はたまりにくく減りにくい、内臓脂肪はたまりやすく減りやすいという特徴があります。太るとおなかにふくらみ、逆に痩せるときにはおなかが目に見えて凹んでいくのはこのためです。
よくおなかの脂肪を減らそうと運動に励む人がいますが、これは無意味。下半身をはじめ全身の大きな筋肉を鍛えて代謝を上げ、体脂肪を減らしましょう。
何もしないと筋肉量は減る
筋トレをしないと
摂取カロリーが変わらなくても消費カロリーが減る
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消費されないエネルギーが体脂肪に変わる
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筋肉が減って基礎代謝が落ち、中年太りに…
筋トレをすると
筋肉を1kg増やすと消費カロリーが増える
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年に2.5kgも体脂肪が減る計算に
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食事量を減らさなくても太らない!
年齢と筋肉減少量
加齢による筋肉量の減少は個人差もあるが、20歳のときを100%とすると、何もしなければ50歳では80%程度、80歳では50%程度まで減少する。
筋トレをすると体脂肪が燃える体質になる
内臓脂肪→先に減り始める皮下脂肪→ゆっくり減り始める
一部の筋肉だけを鍛えるのではなく、全身を鍛える!
正しく筋肉をつければ、勝手に痩せていく!
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話』著:坂詰 真二