条件次第で簡単に割れる。絶対知っておきたい“ガラス蓋のNG行為”「いつもやってた…」「注意します!」
毎日なにげなく料理をしている中で、「じつは間違いだった」というミスは意外と起こりがちです。今回ご紹介するのは、ガラス蓋の使い方。間違った方法で使うと割れる恐れがありため、取り扱いには注意が必要です。ここでは、ガラス蓋のNG行為と合わせて、正しい使い方についてもご紹介します。
【危険】ガラス蓋のNG行為
以下の使い方をすると、蓋が突然割れて破損したり、粉々に割れて粉砕する恐れがあるため避けましょう。
NGその1.卵焼き用フライパンの蓋として使う
大きさの合わないガラス蓋を、卵焼き用のフライパンに使うのは間違いです。フライパンからはみ出たガラス蓋が直火で熱され、突然割れる恐れがあります。
卵焼き用のフライパンは浅いため、火との距離が近く危険です。卵焼き用のフライパンは、サイズの合う専用の蓋を使用しましょう。
NGその2.フライパンに片掛けする
調理中に料理の状態を見たり、器に盛り付けたりするときに、ガラス蓋をフライパンにずらすのは危険。火がついた状態で片掛けすると、ガラスに直火があたって割れる可能性があります。
ガラス蓋はフライパンにかけず、使わないときは別の場所に置きましょう。
NGその3.使用後すぐに水をかける
使い終わったばかりの熱いガラス蓋を、シンクに入れて水をかけていませんか? ガラスは急激な温度変化に弱く、冷たい水をかけた衝撃で割れる恐れがあります。
高温はもちろん、突然温度を下げるのもNG。洗う場合はガラス蓋がしっかり冷めるのを待ちましょう。
このほか、落とす・ぶつけるなどの衝撃を与えたり、研磨剤入りの洗剤や目の粗いスポンジ・たわしでお手入れするのも避けてください。
ガラス蓋を正しく使うには
強化ガラスであっても、蓋が割れないというわけではありません。使用方法を誤ると簡単に破損します。
ガラス蓋はフライパンのサイズに合っているものを使うのが基本。蓋の枠部分に変色や焦げ付きが見られる場合は、直火があたっている恐れがありますので、使用方法を見直しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア