東京地方税理士会 ICT化に対応を 小田原支部が70周年
東京地方税理士会小田原支部(田村佳江支部長)がこのほど、70周年記念式典を湯本富士屋ホテルで行った。
1954(昭和29)年に発足し、小田原市、南足柄市、足柄上郡、足柄下郡の2市8町に事務所を置く税理士約150人が在籍する同支部。租税に関する知識の普及と啓発のための活動として小学校を中心に租税教室を実施するほか、毎週水曜日には無料相談会を開催し、多くの相談者が訪れているという。
式典では60周年からの10年間を振り返るビデオが上映され、懐かしむ様子が見られた。田村支部長は「ICT化の推進が求められる中、本支部も時代の変化に対応しながら取り組んでいきたい」と話した。
第二部では記念講演として、大原大学院大学教授で税理士の熊王征秀氏の特別講演「HAZAMAと共に半世紀」が行われ、消費税導入時の状況や消費税法の動向について説明し、参加者は興味深く聞いていた。