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ゼロ年代を代表する“低体温系”青春ムービー『ゴーストワールド』 最後の劇場上映決定!

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ゼロ年代を代表する“低体温系”青春ムービー『ゴーストワールド』 最後の劇場上映決定!

このたび、2023年11月より22年ぶりの全国リバイバル公開を果たし、大ヒットを記録した映画『ゴーストワールド』(監督:テリー・ツワイゴフ)が2025年3月末での国内配給権利の終了に伴い、2月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて最後の劇場上映が決定した。

今も色褪せない“低体温系”青春ムービー

2001年、当時は新しい“低体温系”青春映画としてヒットを記録した本作は、70年代のカルト・コミック「フリッツ・ザ・キャット」原作者ロバート・クラムを描いた『クラム』(1994)などドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。原作はアメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベル。主演は『アメリカン・ビューティー』(1999)での演技が絶賛されたソーラ・バーチと、いまやハリウッドを代表するスター俳優として躍進を遂げたスカーレット・ヨハンソン。そのほか、実力派バイプレイヤーのスティーヴ・ブシェミ、2008年に急逝したブラッド・レンフロが参加し、2002年のアカデミー脚色賞をはじめとして多くの賞にノミネートされるなど高く評価された。オフビートで魅力的なキャラクターたち、ヴィンテージの名曲を集めた多彩なサウンドトラックなど、21世紀で最も熱狂的に愛される、今もなお色褪せない伝説的傑作の一本となっている。

その初公開から22年後――2023年は『ゴーストワールド』が日本でふたたび脚光を浴びた1年と言えるだろう。長らく入手困難だった原作コミック日本版の第4刷が5月に発売となり、廃盤となって久しかったDVDと初BDも同年7月にリリース。そして、11月23日(木祝)より劇場でのリバイバル公開が始まると、若い客層を中心に全国各地で初日から満席回が続出。また、翌12月に発売となったムック本「POPEYE特別編集 若いうちにいい映画をたくさん観よう。」 (MAGAZINE HOUSE MOOK)の表紙を飾ったことも後押しとなり、メイン館のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では動員12,000人を超え、同館で2023年の興収No.1作品となった。

以降、2024年も全国でロングラン上映を続けていた本作だが、今回は2025年3月末で国内配給権が終了することを受けて、いよいよ最後の劇場上映を迎えることになった。2月7日(金)より始まるBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では山内マリコ、能町みね子、志村貴子、冬野梅子ほか総勢17名の豪華ゲストが参加した劇場パンフレットも手にとることができる。是非この機会に大きなスクリーンで見納めてほしい。

『ゴーストワールド』(C)2001 Orion Pictures Distribution Corporation. All Rights Reserved.

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