『ブラックパンサー3』デンゼル・ワシントン出演の件、プロデューサーが初コメント「実現させたい」
(MCU)『ブラックパンサー3』に名優デンゼル・ワシントンが出演するという話題について、シリーズのプロデューサーであるネイト・ムーアが製作側から初のコメントを行った。
ワシントンは『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)での来日時、THE RIVERに対し、シリーズ監督のライアン・クーグラーと出演に向けた話し合いを行っていると。その後、アメリカのTV番組でも同様の発言を行ったのち、これは公にすべき情報ではなかったとしてクーグラーに。
非公式であれ、クーグラーとワシントンの間で出演調整が試みられていることは事実であるようだ。製作のネイト・ムーアも米で、本件について前向きな姿勢をのぞかせている。
ムーアはワシントン出演について、「実現させたいと思いますが、もしも実現できれば、彼はおそらく正史の誰かになると思います」とコメント。製作側も起用に前向きであり、演じる役はマルチバースの別キャラクターなどにはならないことを示唆した。
一方、「それが誰なのかはまだわかりません。正直、ライアンとはまだ実質的にクリエイティブな話はしていないんです。彼は自作『Sinners(原題)』を仕上げているところですからね。まだ発言には早すぎます」と慎重な構え。「でも、デンゼル・ワシントンのような俳優さんが出たいとおっしゃるのなら、実現できるように方法を考えますよ」と、あくまでも個人的見解を述べるにとどめた。
ムーアは、故チャドウィック・ボーズマンを継いでティ・チャラ役に代役が用意されるという噂についても「事実ではない」「まだクーグラーと話をしていない」と同様の理由から。企画の詳細は今後詰められていくと見られる。ワシントン起用の正式発表も時間の問題となりそうだ。