諏訪湖のドーム船ワカサギ釣りで350匹と絶好調!【長野・民宿みなと】大きめのハリが奏功
20年ぶりに諏訪湖でワカサギ釣りに出かけた筆者。ドーム船で沖に出るはずが、停泊している桟橋で釣りスタート。一抹の不安はあったものの、早々にワカサギ連発で満喫した模様をレポート!
手軽なワカサギ釣り
秋から冬にかけての風物詩で狙う魚「ワカサギ」。ボート釣り・穴釣り・ドーム船などが一般的であると思う。なかには岸からキャスティングでワカサギを狙う強者もいるようだ。体長が5cm前後のワカサギが中心となるため繊細な釣りと言えるかもしれない。
また湖沼釣りとしては道具を含めて手軽に楽しめる釣りとしてファミリーフィッシングには最適で人気のある釣りと言える。
諏訪湖で20年ぶりのワカサギ釣り
今回は諏訪湖でワカサギ釣りを挑戦してきたいと思う。実は、諏訪湖でワカサギ釣りをするのは20年ぶりである。父親とボート船にて釣りをしたのが懐かしく感じた。
当時は、ワカサギだけでなく釣りのことが分かっておらず、船頭に「今頃来てもワカサギなんか釣れないぞー」と11時前後から~15時迄釣りを楽しんだ。釣果は20匹程度であったが楽しかった思い出だ。
『民宿みなと』を利用
諏訪湖は有数なワカサギの産地であり漁業から全国出荷に向けた養殖まで行っている。常にワカサギが安定供給されていると考えていい。ブラックバス・水鳥・藻の大量発生などワカサギの減少傾向にあったが少しずつ改善してきているようだ。本日お世話になるドーム船は民宿みなとである。
民宿みなとはドーム船を5艘と屋形船を1艘を有しており諏訪湖では最大手のワカサギ釣りを楽しめる場所ではないだろうか。民宿のため宿泊施設も有しており、地元の源泉である岡谷温泉も完備している。ワカサギ釣りはもちろん、旅の疲れを癒してはいかがだろうか。
さらには喫茶店としての営業も行っているのでワカサギ釣りだけでなく気軽に立ち寄れる場所でもある。レンタルは手巻きと電動の用意がある。どちらも先着順であるため早めの受付が必要かもしれない。
民宿みなとは6時から受付を開始しており7時からワカサギ釣りが楽しめる。支払いは現金決済とPayPayが使用出来るが、スムーズな支払いが出来るよう人数分の一括払いをお願いしているので準備をしておいて欲しい。
桟橋から釣ることに
現地についてみると、沖ではワカサギが釣れていないとのことでドーム船ではあるものの停泊している桟橋から釣るとのことだ。
少し残念な気持ちではあったが諏訪湖でのワカサギ釣りを始めていく。今回の目標は100匹を目指したいと思う。
早々にワカサギが連発!
座席は先着順のようで場所取りが必要なようだ。受付前に場所取りをして構わないようですでに四隅は埋まっており胴中のみであった。船頭いわくやはり四隅は人気のようだ。
もう既に周りはワカサギ釣りを始めている早くしないと焦る気持ち抑えて準備を始める。仕掛けをセットして、餌の紅サシを裁縫バサミなどで半分にカットして落としこんでいくと……。さっそく当たりがあった。友人も手巻きながらワカサギを連発させていた。
繊細な釣りだが、穂先にはしっかりとした明確な当たりが出てなんとも面白い。諏訪湖は長野県の湖沼釣りのなかでも比較的浅い場所での釣りとなるため手返しがキーとなってくる。
桟橋のドーム船内は水深が約2m程度なのですぐにポイントに落とし込めるので容易である。沖合いで無いと釣れないと思っていたが、まさかの桟橋から早い段階で釣れるとは意外であった。
多点掛けも
多点掛けが多く、笑顔の私である。初めてのワカサギ釣りを楽しんでいる友人この仕掛けが釣れた本日の釣りで種類か仕掛けを試していたが、ハリは比較的大きめが良かった。
ハリ外しも容易であり時間短縮にも繋がった。5本ハリということもあり、多点掛けが多く、4匹掛けがもっとも多かった。
350匹と絶好調!
ただし、仕掛けが少し長いため扱いに苦労した場面もあった。多点掛けが多いため魚が暴れて時折絡んでしまうこともあったからだ。
本日の最終釣果は淡々と釣りを続けて午後2時にタイムアップ結果は、350匹という釣果であった。一緒に釣りを楽しんだ方も初めてにも関わらず、400匹程度釣り上げたという。なかには船頭いわく1000匹以上の釣果をあげた強者もいるようだ。
諏訪湖のワカサギの多さにビックリだ。まれにシシャモくらいのサイズも混じるとのことでうらやましい限りだ。
今後の展望
船頭いわく最近は、桟橋での釣果の方が良いようだ。どうやら、水鳥に追われて浅瀬に群れが移動している様子。逆に沖合いは群れが、散ってしまい今は釣果が振るわない日が続いているようだ。
ただし、昨年までは沖合いでも1000匹を越える釣果もあった様子もありワカサギ次第と言える。もし、ワカサギ釣りを楽しみたいのであれば各遊漁船の情報収集は念入りにチェックしていただければ安心かと思う。
<藤岡和貴/TSURINEWSライター>