青葉台中で職業講話 社会人が働く意義伝え
青葉台中学校で9月13日、現役の社会人が講師となり、2年生に職業講話を行った=写真。
生徒たちが働く意義や価値を考え、多様な職業があることを知るきっかけになればと行われているもの。講師を務めたのは奉仕団体「横浜田園ロータリークラブ」の会員で、健全育成を目的に毎年協力している。
当日は銀行や建設業、生命保険、司法書士、税理士、医師など6業種の講師がそれぞれ30人ほどの生徒の前で講話した。講師として参加した三井住友信託銀行たまプラーザ支店・青葉台支店の川崎宏支店長は、信託銀行と一般の銀行の違いや相続などのライフイベントに関わる仕事であることを中心に紹介。続いて入社3年目の下村凌太さんが「今のうちにいろいろな勉強や体験をしておくと仕事でつながる」「お客様のライフイベントに関わり、感謝されることがやりがい」などと伝えていた。川崎支店長は「世の中には多くの仕事があるが、不必要な仕事はない。多くの仕事にふれ、興味を持ってほしい」と呼び掛けていた。
鈴木和哉教諭は「多くの職業の人の話を聞き、視野を広げてほしい」と振り返っていた。