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【女偏の漢字探し】「媒」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆))/意外と知らない女ことば

コクハク

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 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

【校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば】

【女偏の漢字探し】

 週末に出かけた際、着飾った人たちの集団を見る機会が多くなりました。手には揃いの袋をさげてみんな楽しそうです。

「ゼクシィ結婚トレンド調査(2023)」によると、結婚式が多い月は、10月、11月と続き、5月は第3位。4月も5位に入っており、この時期は<暑くも寒くもない時期で、ゲストに負担を掛けないのが最大のメリット。草花が芽吹く季節で、華やかな雰囲気になるのもうれしい>といったことから選ばれているとか。

 中には、媒酌人(ばいしゃくにん)を頼まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「媒」の意味は【1】結婚を取り持つ(人)。仲人。【2】2つのものの仲立ちをする。仲介する、ことから、例として媒酌人や触媒があげられます。今回は同じ読み方をする漢字探しです。

【こちらもどうぞ】【女偏の漢字探し】「敵」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)








【正解は…】

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 答えは「煤」です。

 媒も煤も読みは「ばい」ですが、煤は他に「すす」とも読みます。

 意味は、煙に含まれる黒い粉。

 【使い方】
 煤煙(ばいえん)
 煤払い

 自分の結婚式には今のところ縁のないダタ美ですが、心の煤を払って、前向きに過ごしたいものですね。まずは家の煤払いから始めようかしら。

出典元:「例解 新漢和辞典」(第6版)

(日刊現代校閲/タダ美)

(コクハク編集部)

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