板倉中3年生 やすらぎ荘でアジサイ苗植え
「アジサイの里」として知られる上越市板倉区寺野地区で9日（月）、地元の中学生が地域の人たちと一緒にアジサイの苗を温浴施設「ゑしんの里やすらぎ荘」の敷地に植えました。
アジサイの苗を植えたのは、上越市立板倉中学校の3年生47人です。場所は「シバザクラとこいのぼりの共演」で知られる温浴施設「ゑしんの里やすらぎ荘」の敷地です。
生徒は10年前から毎年秋にやすらぎ荘でシバザクラの苗植えや草取りをしています。9日はシバザクラなどを管理する市民団体「みどりやすらぎグループ」のメンバーと一緒に西側の斜面およそ300平方メートルに250株を植えました。
生徒
「暑くて疲れたけど良い経験ができた。大人になって育てたアジサイがきれいになっていたら良い。みんなにとって思い出の場所。癒される場所になってほしい」
やすらぎ荘がある寺野地区は毎年、6月から7月にかけてやすらぎ荘敷地や周辺の道路沿いなどでで青や紫などのアジサイが楽しめることから「アジサイの里」として知られています。
みどりやすらぎグループ 小林正典さん
「寺野地域がアジサイの里をうたっていたが、シバザクラ並みに広まらなかった。今後も植栽して花咲く里山がアジサイも合わせて知名度が上がれば。中学生に自分たちが植えたと、地域の自慢にしてもらえたらうれしい」
植えたアジサイは来年の7月頃に咲く見込みです。