「6月は淡水小物釣りのシーズン開幕!」釣ることができる代表的な魚種3選を紹介
あと少しで淡水の小型魚がたくさん釣れる時期へと近づいてきました。その年によって釣れるタイミングはバラバラですが、6月の中旬を境にたくさん釣れるようになる小魚たち。今回はそんな淡水小物釣りで釣れる魚を紹介します。
小物シーズンで釣れる魚たち
あと少しで淡水の小型魚がたくさん釣れる時期へと近づいてきました。その年によって釣れるタイミングはバラバラですが、6月の中旬を境にたくさん釣れるようになる小魚たち。今回はそんな淡水小物釣りで釣れる魚を紹介します。
モロコ
いつもお世話になっている小物釣り代表ターゲットであるモロコ。この魚のおかげでボウズではない日もある程お世話になっている魚です。河川の中・下流域や水路など、どこにでもいる魚で環境の変化にとても強く、比較的流れが緩やかな場所を好む傾向があります。
1年を通して釣れる魚ですが、6月になると活性が上がり数釣りを楽しむことができます。さらに気温が上がると、1投ごとに当たりがあるほどの果敢な姿を見ることも。その貪欲さゆえに、ハリが飲み込まれてしまうこともあるので要注意。
初心者の方でもその日から釣ることが出来るので、家族連れで狙うターゲットとしてもおすすめな魚です。制限時間内で何匹釣れたかを競いあうのも楽しいかも。
モツゴ(クチボソ)
こちらもよくお世話になるターゲット。“エサ取り名人“の名でよく知られている魚です。その名の通りエサだけを食べていくのでハリに掛けるのが中々難しい。
そのためモロコに混じって釣れると嬉しい時があります。モロコと同じく環境の変化にとても強い魚。オスは産卵期になると全身が紫色の婚姻色をまとい、口元にニキビのようなものが現れます。
雑食性なのでエサに困ることはありません。なんとこの魚、イギリスでは外来種として定着しているそうです。
フナ
日本の童謡歌「ドジョッコフナッコ」にもでてくるフナも、これからの季節に釣りやすくなる魚です。モロコやモツゴと同じ環境下に生息する個体も多いので、小物釣りの最中にかなりいい引きをして顔を表してくれることがあります。
その丸っこい体形はどこか愛着が湧くような姿。大型のフナになるとハリスを切られてしまうことがあるので注意して取り込むようにしましょう。
その他
この上記3種類にも、小物釣りと言えば名が上がるタナゴ。時にはナマズやコイの子供といった個体も釣れます。
そのほとんどはウキ釣りで釣ることが出来るので、これから新規で始めようとしている方や釣りを始めてみたい方にとてもオススメな釣り。釣りの入門として最適で面白いので色んな人にやってみてほしいです。
淡水域ならどこにでもいる
今回紹介した魚たちは、同じ釣り場で釣ることが出来ます。ちょっとした川や水路、小さな池や沼ならどこでも釣れます。おすすめとしては田んぼの脇を流れるホソ。こうした場所は小物が好む絶好の穴場。
今ではネットで調べればこんな場所はすぐに見つかるので、やってみたいと思う人はこうした場所に出向いてみてほしいです。
<泉陽登/TSURINEWSライター>