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100均キャンドゥで発見!ミツキの「USB充電式電動ドライバー」が税込1,320円!使ってみた実力は?

特選街web

100均で売ってないものはないのでは? と思うほど、最近さまざまなものが売られていますが、先日筆者はキャンドゥで「USB充電式電動ドライバー」を発見。税込1,320円と電動ドライバーとしては、驚くほどリーズナブルだったので、その性能を試してみたく、購入してみました。その結果は?

わずか1,320円の「USB充電式電動ドライバー」

USB Type-C対応で10種類のビットセットまで付いてくる

ビット、先端のドライバーなどの形状を変えるパーツが10種類も最初から付いてくることに驚きますが、さらにはUSB Type-Cのケーブルも付属しています。

いつものように、何かおもしろいものはないか? と100円ショップのパトロールをしていると、キャンドゥで発見したのが「USB充電式電動ドライバー」です。「こんなものまで……」と手にとってみると、価格はなんと税込1,320円、さすがに安い。

しかし、100円ショップとはいえ、安いもの買いの銭失いでは意味がありません。そこでパッケージの内容を詳細に確認していきます。記事としては、安いもの買いの銭失いでもおもしろいのですが……。

「ガンタイプ」だけでなく写真用に「ストレートタイプ」にしても使用できる「USB充電式電動ドライバー」。使用場所などに応じて使い分けることができそうです。

すると、キャンドゥで販売されていた「USB充電式電動ドライバー」は発売元が株式会社ミツキ。大阪に本社のある日用品雑貨卸業の会社だといいます。パッケージの説明によると「USB充電式電動ドライバー」は「ストレートタイプ」と「ガンタイプ」の切り替えができ、LEDライトも装備。充電式なので当然ですがコードレス式、左右回転が可能で、10種類のビット付、しかもUSB Type-Cの充電コードまで付属しているといいます。

製品仕様としては、電圧が3.6V、最大トルク3N・m、回転数約220rpm、バッテリータイプはリチウムイオンで容量は800mAhです。筆者は、すでにアイリスオーヤマの「インパクトドライバー 10.8V 充電式 バッテリー付き JID80」を持っているので、購入の必要はないのですが、好奇心には勝てず、気が付くと手に持ってレジに並んでいたわけです。

予想よりも遥かにいい感じ!

質感にも機能にもほとんど不満は感じない

実際に手にとってみると、とても1,500円以下で購入したとは思えない、しっかりとした作りになっています。

自宅に持ち帰って開封してみると、中から出てきたのは「USB充電式電動ドライバー」本体とビットセット(10種類)、USB Type-Cの充電用ケーブル、取扱説明書です。ほぼ正方形のパッケージに収めるため、本体はL字形のガンタイプで収納されていました。

「ガンタイプ」と呼ばれているL字形の状態では銃身部分が約12cm、グリップ部分が約12cmです。これを「ガン/ストレートタイプ切り替えスイッチ」を押しながら、ひねると「ストレートタイプ」に変形します。「ストレートタイプ」で全長は約21cm。なお、本体のみの重さは実測で約267gです。

「ガン/ストレートタイプ切り替えスイッチ」のほかに「回転切り替えスイッチ」と回転をオンオフする「トリガー」が装備されています。操作系は基本的にこの3つだけです。「回転切り替えスイッチ」を回転させたい方向に押し込むとそちら側に回る仕組み。真ん中にすると回転がロックされます。

この価格で先端部に取り付けるビットが付いていることに、筆者はちょっと感動しました。しかも10種類も付いています。

「USB充電式電動ドライバー」は本体先端部のビットチャックに使用したいビットを取り付けて使うのですが、このビットが最初から10種類付属します。付属しているビットの内容はマイナスドライバーが4・5・6、プラスドライバーがPH0・PH1・PH2・PH3、六角レンチがH4・H5・H6が入っており、計10種類となっています。

また、パッケージ開封後に最初に行うこととして、取扱説明書には充電が指定されていますが、充電は「USB充電式電動ドライバー」の本体グリップ底部分にあるUSB Type-Cコネクタから行います。フル充電までに必要な時間は約120〜150分。連続使用時間は約30分となっています。なお「トリガー」を引くと本体先端部分に取り付けられたLEDライトが光るので、暗い場所での作業も行いやすくなっています。

実際に自宅の補修に使ってみた!

使い勝手不満もある実用には十分

息子に丁番の金具を折られたため、扉が付かなくなった我が家のキャビネット。この補修をキャンドゥで購入した「USB充電式電動ドライバー」で行いました。

我が家のリビングにあるキャビネットは、4歳の壊し屋である息子が長年に渡り、体重をかけ続け、扉の金具が割れてしまいました。これを修理するのに「USB充電式電動ドライバー」を実際に使ってみます。

キャビネットの扉は、一般的にスライド丁番と呼ばれる汎用部品が使われており、折れてしまった古い金具を取り外し、新しい金具を取り付ける必要があります。古い金具の取り外しにネジを6本外し、新しい金具の取り付けに4本のネジをねじ込む必要がありました。

まずは、金具を外すために、6本のネジを外したのですが、このときがいちばん緊張しました。なぜなら、おそらくプロが本格的な電動ドライバーで締めたと思われるネジがトルクが3N・mしかない「USB充電式電動ドライバー」で外れるかを心配していたのです。

プロが業務用の電動インパクトドライバーで取り付けたであろう古い金具を「USB充電式電動ドライバー」で外せるかを心配していました。

ちなみに筆者が所有している家庭向けのアイリスオーヤマの「インパクトドライバー 10.8V 充電式 バッテリー付き JID80」ですらトルクは80N・mと27倍近いトルクがあります。そのため、ネジが外れないのでは? と心配したのですが、杞憂に終わりました。簡単にネジは外れたのです。

そうして、新しく買ってきた金具の取り付けも、拍子抜けするほど簡単に終わり「USB充電式電動ドライバー」で十分といった印象。筆者は導入当初トルクの不足を心配していたのですが、この点に問題を感じることはありませんでした。とても快適に作業は終了したのです。

作業中に筆者が気になったのは「USB充電式電動ドライバー」のトリガーがオン/オフのみの制御のように感じられること。筆者の知っているほかの「インパクトドライバー 10.8V 充電式 バッテリー付き JID80」などの電動ドライバーは、トリガーの引き加減によって回転数が制御できる仕組みになっています。

「USB充電式電動ドライバー」でまったく問題なく扉の金具交換は終了しましたが、写真のようなシーンでLEDライトが予想以上に便利です。

これが「USB充電式電動ドライバー」ではできないようです。そのため、最初はゆっくり回して、ネジがしっかり入ったら回転スピードを上げるといった繊細な使い方ができません。パワーの不足よりも、このあたりの道具としての繊細さに欠けるのが気になるところです。とはいえ、わずか1,320円で手に入る電動ドライバーとしては十分以上。普段、さほどドライバーなどを使わないご家庭なら、キャンドゥの「USB充電式電動ドライバー」はかなりおすすめです。ただし、すでにある程度ちゃんとしたものも持っているのに、新たに買い足すほどではないというのが、筆者の素直な感想です。

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