上小児童が通報体験 110番の日にあわせ
秦野市立上小学校で1月14日、「110番の日」に合わせた通報体験が行われた。この日は3年生12人が参加。児童らはひったくりやひき逃げを目撃した場合、不審者に声を掛けられた場合など4つの場面を想定し、110番通報を体験した。
電話を受けたのは、実際に県警の110番センターで働いていた署員。子どもたちは署員の質問に従って目撃した犯人の特徴などを答えていた。
昨年県内の110番通報は約106万件。うちいたずら電話や緊急でない通報が16万件あったという。署員らは児童へ「いたずら電話はしないこと」と呼びかけたほか、「緊急の時は今回の体験を生かして110番通報してほしい。皆さんの安全が第一なので、危険のない場所に移動してから通報してください」などと話した。