危険!「カセットコンロ」の意外と知らない“NGな使い方3つ”→「意識してなかった…」「絶対やらない」
持ち運びに便利な「カセットコンロ」は、防災時にも欠かせないアイテムです。しかし、便利な反面、取り扱いには注意が必要。知らずに間違った使い方をすると、火災を引き起こすリスクがあるんです。ここでは、絶対にやってはいけない“カセットコンロ”の「NGな使い方」をご紹介します。
NGその1.コンロとボンベで他社のものを使う
カセットコンロ、そしてボンベにはたくさんの種類があり、それぞれメーカーが異なります。一見どれを使っても問題ないように感じますが、じつはなんでもOKというわけではありません。
どのカセットコンロにも指定のボンベがあり、基本的には同じメーカーの商品を使用します。そのため、カセットコンロとボンベでメーカーが異なるのはNGです。
合わないボンベを使うと、ガス漏れなどの不具合を起こして火災につながる危険があります。リスクを避けるためにも、必ずカセットコンロ指定のボンベを用意しましょう。
NGその2.コンロの大きさに合わない調理器具を使う
調理器具のサイズ感もじつは重要。カセットコンロに対して大きすぎる鍋やフライパンは、熱がこもりやすくなるため注意が必要です。知らずに使い続けると、カセットボンベもろとも爆発して危険をともないます。
また、小さすぎる調理器具も避けてください。鍋底が小さすぎると、五徳の上で安定せず落下する恐れがあります。
カセットコンロの調理器具は、ガスボンベを覆うような大きすぎるものや安定しないコンパクトなものは避けてください。
NGその3.期限切れのボンベを使う
カセットボンベには使用期限があります。製造から約7年経過し、期限が過ぎたボンベを使うと、ガス漏れなどのリスクが生じます。
知らずに使うと危険をともなう場合がありますので、古いボンベの使用は避けましょう。期限が切れたら適切な方法でガス抜きを行い、安全に処分してください。
カセットコンロを自己流で使うのは避けて
便利なカセットコンロですが、使用上の注意点がいくつかあります。うっかり危険な使い方をしている可能性もゼロではありません。
正しく安全に調理するためにも、今一度使い方を見直してみましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア