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出来たてのホヤホヤ。大豆本来の旨味ととろりとした食感が美味い!福岡・渡辺通「三原豆腐店別館」の「肉豆腐」

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三原豆腐店別館メイン

佐賀県鹿島市の老舗豆腐店が、西中洲に「三原豆腐店」を出店したのは2012年。自慢の豆腐を使った創作料理が評判となって、たちまち繁盛店となりました。その後同じ西中洲エリアに豆乳ドリンクの「TOFFE」を開店し、ネット通販でも「アイス豆腐チョコ」や「まぼろしの厚揚げ」でヒットを飛ばすなど快進撃を続け、今年の3月に満を持して福岡市中央区に出店したのが「三原豆腐店別館」です。

場所は雷橋グループの「鍋ばた 新川橋」「GOODTIME SMOKES」などが入居する、渡辺通り裏手の佐竹会館。近代的なオフィスビルと古い民家やアパートが共存するエリアの路地裏で、毎日佐賀の工場から直送される自慢の豆腐を使った料理を提供しています。

料理は西中洲本店で提供している「冷や奴」(450円)や「まぼろしの厚揚げ」(650円)といった定番の豆腐料理のほか、別館だけのオリジナルメニューも用意されています。

中でも店長の只左碧(たださあおい)さんのイチオシが、その名も「下駄」(450円)。カリッと焼いた油揚げを甘塩っぱい生姜醤油につけて食べるシンプルな料理ですが、これが絶妙にビールに合うんです。付け合わせに「白菜キムチ」や「玉葱南蛮漬け」(各350円)といった付け合わせもあり、スターターには申し分ありません。

続いて、こちらも別館オリジナルの「水餃子」(780円)です。皮に包まれた餡の中身はおからと大葉、軟骨入りの鳥ミンチで、鶏ガラスープに浮かべた特製のおから油で香ばしさを添えているのも、豆腐店ならではアイデアですね。

そして、メインにはアツアツの土鍋で運ばれてくる「肉豆腐」(1320円)を注文しました。佐賀の工場ではなく、店の厨房で豆乳とニガリから作る豆腐はまさに出来たてのホヤホヤ。大豆本来の旨味ととろりとした食感がたまりません。ピリ辛に味付けたされたスープで柔らかくなるまで煮込まれているのは和牛のホホ肉とモツで、焼酎や辛口の日本酒のアテとしても最高です!

西中洲の本店は夜だけの営業ですが、こちらはランチとして「別館定食」も提供しています。一番人気は「とうめし」(1500円)で、ほうじ茶で炊いたご飯の上に大葉、煮豆腐、鯛のほぐし身を乗せた豆腐丼に、ごぼう天ふどん、おからポテサラが付いたセットメニュー。「ふどん」とはつけ麺タイプの極細うどんで、夏場は冷たい豆乳出汁でサッパリと食べられます。

土日祝日は朝11時から夜9時までの通し営業で、15時からはちょい飲みメニューも揃っています。ランチから昼飲み、ガッツリと食事まで、まさにオールマイティに使える居酒屋として、期待を裏切らない繁盛店への道を歩んでいます。

三原豆腐店別館
福岡市中央区渡辺通3-6-32佐竹会館B棟1・2F
11:30〜OS13:00/18:00〜OS21:30(土日祝日は11:00〜OS20:30)

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