暑い季節は特に気をつけて。「牛乳パック」のNGな開け方「雑菌が繁殖する」「子どもにも教えたい」
毎日の朝食や料理に欠かせない牛乳。鮮度を保つには、開け方も重要なポイントです。開け方を間違うと、雑菌が繁殖する可能性も……。そこで今回は、牛乳が傷む原因になる「牛乳パックのNGな開け方」をご紹介します。
それダメ!牛乳パックのNGな開け方
牛乳パックの開け口が固くて開けにくいと、つい指を差し込んでグイッと開けたくなりますよね。きっと、指にひっかけて開けた経験は誰しもあるはずです。
しかし、これは完全なNG行為。その理由は、私たちの指についている目に見えない雑菌が、牛乳の注ぎ口に付着してしまうからです。
注ぎ口に雑菌がつけば、牛乳に混入して傷む原因になります。特に気温が上がるこれからの時期は、雑菌が増えるリスクも上がるため注意しましょう。
清潔に飲み切るためには、パックの屋根の部分を両手で開く開け方が適切です。
注ぎ口に指を触れないように注意しましょう。開封する前は、しっかりと手洗いを忘れずに!
直接口をつけて飲むのも避けて
「コップを出すのが面倒……」「自分しか飲まないから」と、牛乳パックから直接ゴクゴク飲むのも避けてください。口の中にはたくさんの雑菌がいるため、注ぎ口に口をつけると牛乳が傷むリスクが高まります。食中毒を引き起こす可能性もゼロではないため、コップに注いで飲む習慣をつけましょう。
正しい開け方で菌の繁殖を防ごう!
牛乳は繊細な食品。注ぎ口に指を入れたり直接口をつけたりすると、雑菌は繁殖しやすくなります。
食品が傷みやすいこれからの時期は、より菌の繁殖に気をつけたいもの。開け方や飲み方を見直して、最後まで美味しく安全に飲み切りましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア