天然の「キャベジン」が葉にぎっしり!みそ汁に入れると胃腸の乱れが整う春野菜とは「甘くておいしい」
キャベツには「キャベジン」と呼ばれるビタミンUがぎっしりつまっていて、胃腸の乱れを整える効果が期待できる食材です。春の荒れた胃にぜひ食べておきたい野菜。手軽に作れるみそ汁にさっと入れて、食物繊維やビタミンCも逃さずにたっぷりととっていきましょう。
天然の「キャベジン」が乱れた胃に優しい
春は気温差が激しく、自律神経も乱れがちになる季節。その影響で胃腸などの消化力も落ちやすく、お疲れ気味に。そんな時におすすめな食材がキャベツです。
キャベツに豊富に含まれる天然のキャベジン(ビタミンU)という成分には、胃の粘膜の修復をうながし、過剰な胃酸の分泌を抑えてくれる働きがあると言われます。
またキャベツは、美肌や免疫力アップが期待できるビタミンCも豊富。
ビタミンCは熱に弱いので、生食や最小限の加熱料理がおすすめです。
今回は、そんなキャベツの栄養と甘さを丸ごといただく、春キャベツのみそ汁を作りましょう。
春キャベツのみそ汁 (調理時間:7分)
えのきでうま味出汁をさっと取り、最後にさっとキャベツを入れて甘味をプラス。食物繊維もたっぷりとれるみそ汁です。
材料(2人分)
・春キャベツ‥‥‥‥‥‥70g
・えのき‥‥‥‥‥‥‥‥50g
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2
・水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2カップ(400ml)
作り方
1. キャベツは2cm幅くらいの食べやすい大きさ、えのきは半分にカットします。
2. 鍋に水を沸かしてえのきを入れ、4分ほど中火で煮てうま味を出します。
3. キャベツを固い部分から入れ、1分ほど煮たら火を止め、みそを溶かします。
春キャベツは甘くて柔らかい
春キャベツは甘味が強く、繊維も柔らかいので、軽く煮る程度でも食べれますよ。シャキシャキの食感を活かすのがおいしいポイントです。
胃腸にもやさしい春キャベツのみそ汁、ぜひお試しください。
山田 直/ヨガ講師・自然食料理人