夫と“家庭内別居”したのに余計なストレスが!失敗した妻がしたこと #1「周りの人にバレたくなくて…」
配偶者と別々の家で生活するのではなく、同じ屋根の下で暮らしているけれど関わりを極力避けて過ごすのが「家庭内別居」です。
同じ家にいるのなら完全な独立は難しく、またほかの家族の存在も無視できないのが、家庭内別居のデメリットにはあります。
自分のテリトリーを守りながら、配偶者からのストレスも上手に避けるにはどんな方法があるのか、失敗した妻たちが実践していたことをご紹介します。
「元夫と家庭内別居だったとき、大変だったのは外の人たちに悟られないことでした。
お互いの予定を把握しないのは別にいいけれど、一人娘についてはそうもいかなくて、当時の夫と情報をどう共有するかで悩みました。
園の送迎や娘の世話は私がメインでやっているので連絡帳で日々確認ができるのですが、夫はそこまでしないので、たまに夫が迎えに行ったときに先生との話ですれ違うことがあり、『どうして言わないんだ』と不機嫌に話しかけられるのがストレスでしたね。
外向けには普通の夫婦で通していたので、こういうことから不審を持たれるかもと不安でした。
夫に『自分で連絡帳を確認してよ』と言っても『時間がない』などやる気がないのも、腹が立ちました。
それで、日付の下に予定を書き込める大きなカレンダーを買ってきて、そこに行事のことなどを書いて、園からの日々の連絡事項などはふせんを使って上に貼ったりしていました。
面倒くさいし大変だったけど、これで夫も情報を把握できるしいちいち話しかけられることがなくなりました。
それに、自分たちは家庭内別居でもいいけれど、娘をあまり不安にさせたくなかったので、私と夫がちゃんと知っていると伝わるのでよかったかなと今は思います」(30代/金融)
家庭内別居の状態は、夫婦間で情報の共有ができていないなどの違和感から外の世界に知られやすく、悪いときにはそれが子どもにまで悪い影響を及ぼします。
大変であっても、外に知られたくないときは夫婦で協力することは欠かせません。
こんな対策も、早いうちに考えるのが正解といえます。
(ハピママ*/弘田 香)