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【お台場】大迫力!子連れに嬉しい「日本科学未来館」ドーム型映像プログラム新シリーズ現地レポ

ウレぴあ総研

遠足や修学旅行で行ったという方も多いかもしれない「日本科学未来館」。

【全画像】日本科学未来館「PLAY DOME 01」フォトギャラリー

内容的に、小さい子だと少し難しいのでは?と思われるかもしれませんが、最新科学技術に直接触れる展示も多く、むしろ、小さい子どもの好奇心を育てることができる格好のスポット。

2024年7月から、座って映像を眺めることができる6F「ドームシアターガイア」のプログラムが新シリーズを開始。小さい子連れでも楽しめる内容をご紹介します。

ドーム型映像プログラムの新シリーズ「PLAY DOME 01」が子連れに優しかった!

ドーム型スクリーンの特性を生かした迫力のある映像を楽しめる「ドームシアターガイア」。1日を通して各種プログラムを上映しています。新シリーズの「PLAY DOME 01 アニメーション・カーニバル」は海外の短編アニメーション3作品をオムニバス形式で鑑賞できるプログラム。

子連れに最大にうれしいのは、周囲の人と話をしてもOKとうたっている点。静かにしようねと約束していても、ついしゃべってしまう子でも大丈夫なんです!これはありがたいですよね。

元々はこの企画を進めた科学コミュニケーターが、カナダで親子が楽しく会話しながら映像を見るというスタイルを視察したことから、実現したというプログラム。リラックスした状態で、楽しく上映を楽しんでくださいね。

大迫力!『不思議なドラム』

1本目のプログラムは日本初上映の『不思議なドラム』(2014年 ドイツ)。ドーム空間いっぱいに巨大な「ゾートロープ」という映像が出現し、圧倒されます。

ゾートロープは、イラストが描かれた輪が回転することで、連続した動きとなりアニメーションのように見える技法のこと。かつては、手動でイラストを回して楽しんでいたのだそうですよ。

宇宙を旅する『ソラリアン』

映像はシームレスに2本目の『ソラリアン』(2019年 アルゼンチン)に移っていきます。言葉はなく、音と映像で感覚的に楽しめる作品ながらも、月食や重力波など、宇宙科学に関するトピックが現れます。

ドームの特色を生かした浮遊感たっぷりな映像に、大人でも思わずひじ掛けをつかんでしまいますよ。

かわいらしい『こわがりやの冒険』

ハピママ*


寝室からスタートする『こわがりやの冒険』 

3本目の『こわがりやの冒険』(2021年 カナダ)も日本初上映の作品です。暗闇をこわがる弟を、姉が冒険へと連れ出すかわいらしいベッドルームの冒険物語。生き生きと動く怪獣や魚たちが登場しますが、弟は大丈夫なのでしょうか……。

VR用に開発された映像を元に、ドーム版が制作されとのことで没入感がたっぷり。わかりやすい物語でもあるので、子供にはぴったりです。

他のドームシアタープログラムも常設展も充実!

以前からのプログラムである「バースデイ」「9次元からきた男」も、引き続き上映されていますし、もう1つの新プログラム「地上400kmのドキュメンタリー ISS」も上映されますが、こちらは小学生高学年以上におすすめ。子どもの興味に合わせて、いろいろな映像を楽しんでくださいね。

全席指定のため、あらかじめ予約が必要です。ドームシアター入場料付きの常設展券を購入してくださいね。当日、開場待ちや席取りする必要がないのはありがたい限りですし、この夏の暑さや、急な豪雨でも大丈夫な涼しい館内という子連れにはうれしすぎるポイントも見過ごせません。

もちろん、ドームシアター以外の常設展も充実。特に、昨年11月にリニューアルした展示であるロボットがずらりと並ぶ「ハロー!ロボット」や、タブレットを使った体験型の「ナナイロクエスト」(要整理券)は、子どもが楽しめること請け合い。

ぜひ、涼しく楽しめるスポットの候補に、日本科学未来館を入れてみてくださいね。

日本科学未来館【施設情報】
■料金:常設展券大人:630円、小学生(6歳以上)~18歳以下:210円、未就学児(6歳以下):無料
ドームシアター(常設展付き)大人:940円、小学生(6歳以上)~18歳以下:310円、未就学児(6歳以下):100円
■所在地:東京都江東区青海2丁目3番6号
■アクセス:新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

※掲載情報は取材時点のもの。掲載後に内容等が変更になる場合があります。公式サイトで最新情報をご確認の上、おでかけください。

(ハピママ*/田中 いつき)

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